職員教の採用については、事務所の発展段階において、
それぞれに課題がある。
当たり前のことですが、経営者の悩みは尽きることがないようです。
開業当初は、職員が来てくれない悩み。
ある段階に来ると、職員が育ってくれない悩み。
そして定着しない悩み。人材づくりは大変です。
相当の根性と忍耐とロマンを持っていないとできません。
しかし大きな事務所になると、資金力にものを言わせて、
資格者を苦も無く採用できるようになるそうです。
資格者がいれば、専門性の高い様々な業務に対応できますね。
いいな。羨ましい話です。そこまで頑張ってきた経営のご褒美でしょう。
ところが、資格者に帰属意識を持たせることはことのほか至難のようです。
資格をたてに、高額の給料を求める。残業を拒否する。例えば週給3日を希望する。
変な話ですが、度量のある経営者はそれでも「いいよ」と、
それらの条件をみな受入れたそうです。
「しめしめ、上手く行ったと天狗」になるのでしょうか。
すると資格者は、感謝をするどころか、
今度は、業界団体に顔を出しては、事務所の悪評を振りまきだすというのです。
「変な噂が流れているよ。」と、経営者の耳にもやがて入る日がきます。
問い質すと、更なる条件を提示してくる。ここで経営者の堪忍袋が切れる。
こんな例もあるのだと、先輩が話してくれました。生々しい。
手間と効率を考えて、少しでもできる人をと考えがちですが、
弱小事務所は、けして高望みはしないことだと肝に銘じました。
コツコツ人を育てる、時間が掛かることを恐れない。つらく長い時間ですが、
どうやら、これに尽きるようです。
