「平素から生存の確保という、生活ということよりも、
より以上真剣に考えねばならぬことを実行していない生命には、

いかなる方法手段をもってしても相対的な効果はあっても、
絶対的な効果を獲得することはできないのである。

というのは肝腎かなめのいのちのちから「生命力」が
萎縮減退しているからである。

そのため、努力いたずらに空しくして

効果極めて少なしという遺憾なる結果が心ならずも生じてくるのである。

 ― 中村天風 ―  思想家 

            1876年7月20日 ‐ 1968年12月1日  

 

胸に染み入る言葉を残してくれた先人には、

どれほど感謝してもしきれない。

自利は小さい。あまりにも小さい。対して利他は無限だ。

無限に向かったとき、自利も無限になる。

 

各自のポジションで、利他の扉を開こう。

巡回監査だ。私たちには、無限の扉を開く巡回監査がある。

 

― 経営マインド 261 ―

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この時期の旬の魚といえば秋刀魚。

今年は豊漁だと聞きます。旬のものを旬にいただけることのありがたさ。

時に適うといことが、健康の秘訣であり、経営の極意でもありましょう。

時を逃せば、掴めるものも掴めません。

「機会を逸する」などという言葉も、時を逃したということです。

「またチャンスが来るよ。」そんな励ましもありますが、

経営は、そんな甘いものではありませんね。

3年かけて作った赤字体質は、取り戻すのに3年かかります。

自己資本が積み上がるのは、そこからさらに3年後のことです。

 

そう考えると、経営とは、壮絶な時間との戦いであることがわかります。

もっとも経営しているのは人間ですから、人生が時間との戦いなわけですね。

そこに気づいたら、用意周到な経営がはじまるのではないでしょうか。

時を逃さない経営体質への変身。それにはリズムよく経営することです。

リズムはどうやって作り出すのか。それが巡回監査です。

毎月、決まった時間内で帳簿を締め切る。

これを繰り返すことで、リズムができて行きます。

自転と公転が一糸乱れることなく正確に動くように、

一年12か月のリズムで、経営が動き出します。

そうなったら経営は、自然に、軌道に乗っていきます。

軌道に乗るための秘法。それが巡回監査です。

そうした心構えを持って、巡回監査をはじめたら、経営は必ず良くなります。

その企業、企業に相応しい、経営者の個性が存分に活かされた、

自由奔放なる経営…ができるようになります。

自由奔放なのに、社会と調和する経営。

これが時間との戦いに勝つ経営です。

 

こちらから秋刀魚を食べに行かなくても、

秋刀魚さんが召し上がってください!とお越しになるありがたさ。

自然と時に適う経営の実現。自利とは利他を云う。

すべての経営者に巡回監査をお届けしたい。

そう念じながら、旬の香りとお味を頂戴しました。。

 

今週もお読みいただきありがとうございました。

 

巡回監査には、以下のように意義が定められています。

 

巡回監査とは、関与先を、毎月および期末決算時に巡回し、
会計資料ならびに会計記録の適法性、正確性、及び適時性を確保するため、
会計事実の真実性、実在性、網羅性を確かめ、かつ指導することである。
巡回監査においては、経営方針の健全性の吟味に努めるものとする。
期末決算時に行う決算巡回監査とに分けられる。

 

分解して実務に落とし込んでいくことが、すなわち事務所づくりになるのですが、

いま特に注目したいのはここです。

巡回監査においては、経営方針の健全性の吟味に努めるものとする。

 

「経営方針の健全性」?この文言に悩まされてきました。

さらに「吟味に努める」?この続く言葉も理解できませんでした。

経営が健全である、不健全であるは、決算書をみればわかりますが、

経営方針は、決算書には載っていません。

経営方針が健全であれば黒字になるし、自己資本も充実する。

不健全であれば、赤字になるし、借金体質にもなる。

結果として数字から読み取れるものだとしたら、見ればわかります。

つまり「吟味に努めるものとする。」というような、

漠然とした、曖昧模糊とした文言を使わなくてもよいはずです。

やはり、数字では見えないものを見なさいということなのですね。

このように約30年間、意義を読み続け、悩まされてきたわけです。

(略)

その答えになる飯塚毅先生のご指導があります。

「税法であれ、会計であり、テクニックの指導は易しい。

しかし、経営が人間による経営である限り、

結局は、その経営者の心を、どう方向づけ、

どう指導してゆくか、が最後に問われる所である。

会計人が、ビジネスドクターといわれる以上は、

会計人は、経営者の心の指導能力も、身につけて置かねばならない。

経営者という人間に方向を与えてゆく仕事、

それは子の世で最も偉大なる仕事であり、

会計人は、その任に耐えるだけの自己の人間性の錬磨に励まねばならぬ。

『TKC基本講座』<理念遍>第3版 158頁

 

会計人として最後に問われる所は、「経営者の心の方向づけ」であり、

「経営者の心の指導」だと結論づけておられます。

数字を見て、数字を見ず…という域に達することが願われています。

「経営方針の健全性の吟味」とは、

「経営者の心の健全性」を吟味せよということだったのです。

巡回監査に不断で取り組む職員さんは、確実にこの域に入っていきます。

本人も知らぬ間に、その境涯になってしまう…これが巡回監査です。

その境涯に達した職員さんの放つオーラは半端ではありません。

神々しいという他ない光彩で包まれた姿。

恐らく、お客さまは、拝んでいるのではないかとさえ思われるのです。

 

そのように成長してしまった職員さんを、心底尊敬する所長。仕合せ者です。

飯塚先生への感謝の思いは尽きません。

お客さまの健全な発展を願い、ますます全力で巡回監査に当たります。

 

すべては中小企業の「存続と成長と発展」のため!

いつもお読みいただきありがとうございます。

 

オピニオンとファクト。
大学受験に挑戦する高校生は、この違いに悩んだりするそうです。
ある例文をみると、確かに混乱します。

 

①作品づくりで最も大事なことは構想の時間である。
②作品づくりで最も大事なことは構想の時間である、と中田先生は思っている。

どちらがファクトでしょうか。正解は②だそうです。
AIによると、オピニオンとは、
意見、考え、主張、評価 見解、所信 世論などという意味だそうです。
絶対的なものではない、相対的な価値感ということですね。

ある方の見方があれば、他の見方もあるということです。

対してファクトは、事実、現実などと訳されます。

「動かしがたい事実」などと使いますね。また「事実は変わらない」ともいいます。

 

上の問題でいえば、中田先生が思っているという事実は、

誰も否定できないわけですね。ですからファクトは②になるという理屈です。

このように、言葉で理解しようとすると、捕まえにくいということが、

論理の展開という世界では、ままでてまいります。

 

しかしこれを会計で捉えてみたらどうでしょう。

当期利益と現預金。

どちらがファクトでしょうか。これを悩む人はいないと思います。

もちろん現金ですね。利益は、変動します。

しかしあるところで決定されます。最後に決めるのは社長です。

それで申告するわけですが、これを第一義的確定などといいます。

つまり次に確定できる存在がいるからですね。税務署です。

税務署の目で見ると、利益は往々にして変ります。

すなわち、利益の確定というのは、それぞれの立場の意見、主張なのですね。

 

それに対して、現預金はどうでしょう。

動かしがたい事実、絶対的存在です。

誰が勘定しても、100万円は100万円です。

ただこれは国内に限った話で、外国の方が勘定すると、

100万円が毎日違う金額になってしまいます。

こうして考えると、変動相場というのは、

相対的な価値感が前に出た仕組みだということがわかります。

国ごとでレートが変わる。お金は多様性のはじまりかもしれません。
これに対し、固定相場は、絶対的価値感。
思考を安定させることができます。信頼性の保持とも言えます。

モノサシが動かなければ、本業に専念できるということですね。

そうした在り方からみれば、絶対的価値感に戻ったってよいわけです。

変動相場は、波乱万丈を好みにするひとが作った制度でしょう。
でもそれが、世の中の本当の在り方かもしれませんね。

 

それはさておき、

飲食店でのお勘定のとき、示された金額はオピニオンです。
提示額に納得がいかなければ、確認することができます。

もちろん店側も、説明できる。フローなんですね。

お客が支払って取引が確定する。現金が動くことでファクトになる。

オピニオンとファクト。これを人は日常繰り返しているわけですね。

自由に使いこせるようになりたい2つの単語です。

言葉で迷わせるより、数字で納得!会計をやったら賢くなる?なります!

学生さんには、必須で会計を!未来の宝にもっと光を!

 

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マンネリで大いに結構
ほかの人はマンネリまでいかないじゃないですか。
定番があるのは全然恥ずかしいことじゃない。
やってる方の気持ちが新しければ笑いに古いも新しいもない。
ドリフも僕のバカ殿も変なおじさんも必死でネタ作って
とことん何年もやり続けてきたわけだから…
みんなマンネリの域まで達してみろって。

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志村けんさんの言葉だそうです。奥深いつぶやきです。

朝起きて、洗濯機を回し、掃除をして、ゴミを捨てる。

歯を磨き、顔を整えて、着替えをし、朝食をいただいて出勤する。

テレビを見たり、新聞を読んだり、メールをチェックしたり…

本当は、もっといろいろなことをやっていそうですが、

人それぞれにルーティンがあります。

このルーティンこそが、マンネリのはじまりです。

マンネリにならない人は、体調を崩しやすい、

または心のバランスを保つことが苦手…そんな傾向がありそうです。

 

朝のマンネリ、ご善友のマンネリ、昼めしのマンネリ、午後のマンネリ、

17時からのマンネリ…帰宅後のマンネリ…睡眠のマンネリ…。

このマンネリが無数に繰り返されていく。

無数と言っても80年が約3万日ですから、繰り返しは3万回です。

どれだけ価値ある、満足いく人生を送るかは、

このマンネリ「力」で決まると言い切ってよいでしょう。

健康も長壽も多幸も、マンネリが作り上げてくれます。

 

マンネリには、とてつもない信頼が付与されるのです。

志村けんがバカ殿をやるという信頼。

またあれをやるだろうとわかる信頼。

またあれを見たいという信頼。

あそこでまた笑いたいという信頼。

マンネリだから、絶対に裏切られることがない。

こんな厚い信頼関係で人と社会が結ばれたら、

もう、元気になるしかありません。毎日が楽しい。

意欲的なってしまうほかありません。

もっと笑わせよう、もっと笑わせようと念が入っていく。

同じことをやっていても、念が強くなる分だけ、笑いも大きくなる。

今を全力で生きることが、楽しくて仕方なくなりますね。

これが法則を掴んだ人の生き様です。

 

お祭りのときおばあちゃんが作ってくれる巻きずしもマンネリです。

同じものを作っているのに、年々美味しくなる。有難みが増していく。

おばあちゃんが亡くなったら、

おばあちゃんの巻きずしも無くなってしまうからですね。

誰も口にしないけれど、作る側も。いただく側もそれを知っている…

ああ今年もいただけた…その感謝が、ご縁した人たちにまで広がっていく。

喜んでいただこうと心が働きはじめるわけですね。

命を愛でる家族、一族のお振舞い…誠に美しいです。

 

巡回監査というマンネリを生業にできた人は仕合せです。

マンネリにできなかった多くの仲間を見て来たからこそ、

マンネリの偉大さがわかります。

中小企業の経営者に偉大なるマンネリをお届けする。

それが山下明宏税理士事務所の使命です。

 

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お客さまはいるはずだった!

自信満々で独立開業した!しかしお客さまはいなかった…

そんな悲惨な起業があります。思いに耳を傾けてくれた金融機関も、

その方のキャリアを踏まえて、一定の開業資金を融通してくれます。

借金して、売りが立たず、金だけが消えていく。

悲惨ですが、こうしたケースはよくあることです。

思いがある。企画も素晴らしい。確かに世の中に必要なサービスだ。

そう思っているのは、実は本人だけだった…

自分がそう思っているから世間もそう思っているはずだ。

思い込みが激しくなると、人は、いつのまにかそんな勘違い起こしてしまいます。

 

しかしそんなときは、恋愛時代を思い出してください。

自分が想っているからって、相手が想ってくれるなんてことがあるでしょうか。

相手はどう思ってくれるだろう…ダメかもしれない、どうせダメだろう…

でも諦められない…そんな葛藤があって、

勇気をだして相手に思いを伝えるときが来る。

そんな機会を持てた人は仕合せです。仕合せですが、

或いはぎょっとされ、または拒絶され、さもなくば距離を取られ…

いったいどんな反応が返ってくるか…わかったものではありません。

稀に、ごくまれに関係性の入口を試しに作ってもらえる…

そんなことではなかったでしょうか。

たった一人の、相手に振り向いてもらうだけでも大変なエネルギーが必要です。

つまり世間を振り向かせるエネルギーなど凡人にあるはずがないのです。

 

しかし、商売だと、理屈を積み上げればできてしまうと思ってしまうようです。

ここが不思議なところですね。

情の通わない、より難しい世界へ挑戦していくのに、

簡単に感じてしまう。しかしそれが勘違いだったと気づくのに、

時間はあまりいりません。湯水のように手元資金が消えていくので、

直ぐに夢から覚めることができるのです。勝負はそこからです。

石にかじりついてでも創業の思いを実現する。そこから本気度が試されます。

どこまで本気になったか…それを教えてくれるのがバランスシートです。

 

バランスシートは、逞しい経営者へと鍛えてくれる先生なんですね。

その先生の下へお導びきするのが、山下事務所の使命です。

 

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暑い夏を乗り切ると、いよいよセミナーの季節に入ります。

もちろん今年も開催いたします。

山下明宏税理士事務所主催「経営支援セミナー2024」!

今回はDX推進の第一人者、トップアドバイザーと信頼される、

森戸裕一氏をお迎えし、中小企業経営におけるDXとは何か?!を、

わかりやすくご教示いただきます。

DX(デジタルトランスフォーメーション)は、今さら聞けない話ではありません。

今、聞いていただくことで、他に先んじて経営にDXを取り込めるようになります。

開業30年目を走る山下明宏税理士事務所は、

これまでご縁をいただいた関係者の方々すべてに、

この貴重な「考えるヒント」を受け取っていただき、

VUCA時代を逞しく生き抜いていただきたいと願っています。

開業30年目を走るご恩返しの一つが、今回のセミナーです。

 

そして懇親会では、AJO全日本応援協会の朝妻久実さんの、

限りないエネルギーを感じていただきたいと願っています。

誰人も持っている根源的なパワーをどうしたら呼び覚ませるか、

発揮させられるか…実際に観たくありませんか。論より証拠と申します。

この方のエネルギーに触れていただければ、難なく出せるようになりますよ。

 

智も刺激、心も刺激。

大感動間違いなしの「経営支援セミナー2024」!

どうぞご期待ください!

当日、皆さまとお会いできますことを楽しみにしております!

 

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赤字か黒字か…税金でるのか、でないのか…
思えば昭和の経営者はシンプルでした。右か上がりの経済。

雑な経営でも、売上がすべてを飲み込んでくれました。

決算書を読む力なんて必要ないほど金がよく回っていました。

 

経済が膠着した平成の30年をはさんで。令和の御代になりました。

借入金漬けになった会社がどんどんと倒産していく時代です。

売上なんて簡単には作れません。生き残るには知恵を磨かないとといけません。

社長が、肌感覚でそのことを理解し始めています。これが世の空気です。

 

「決算報告会やりましょう。」とご提案しても、

時間がないからいいよ。大丈夫!と言っていたのが昭和の社長です。

今どきは、喜んでその機会を用意してくれます。

これほどの転換が、30年という時間を挟んで、展開しているのです。

 

会社のこれまでと今、そしてこれから…

企業の過去、現在、未来という3世を数字で見る。決算書上で知る。

こんな話、はじめて聴きました。もっと早くお願いすればよかった。

そもそも決算書ってなんだ?というレベルだったので、驚きです。

 

こんなありがたいお言葉を頂戴する決算報告会が続きます。

これからの経営者はスマートになるな…そんな手応えを感じます。

そんな報告会ができるのも、職員さんの事前準備が周到だからです。

「関与先のために祈りを持って全力投球せよ!」教えを堅持しています。

 

社長の心に寄り添い、心の健康をケアします。

経営者を目指す社長なら、どなたでも、どこでも、とわに。

いまだ!と感じた時は、いつでも当事務所の巡回監査をご利用ください。

決算報告会に出向いた先で、ピッタリの標語に出会いました。元気でました!

 

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今週の会議は、月のはじめの会議。

基本理念は18番目を学びました。組織の自浄機能。これが働くか否か。

どうしたら機能するのか。なまじかなことではいきません。

だから大概、これを読んでも観念で終わってしまいます。

しかし事務所の職員さんは、みごとにこれを語ります。

どうしたら自浄するか。体験で知っているのです。

巡回監査です。巡回監査が、浄化機能の究極的実践である!

そのことを実感しています。ついにここまで来たか!と、胸が熱くなります。

かつての職員の中には、

「結局、巡回監査担当者ですか?」などと言う人もいました。

「この繁忙期に『基本講座』ですか?」という人もいました。

基本理念を一緒に学んでも「特に感想はありません。」と返す人もいました。

信じてお迎えした職員さんでも、この有り様です。

人間の心を浄化するという作業は、至難中の至難です。

ですから飯塚先生は、「担雪埋井」(たんせつまいせい)と励まされました。

その言葉を信じて、繰り返し繰り返し、テキストを読み続けてきました。

30年の実践。生き証人が何人もいます。この強み。

なかなか作り上げられるものではありません。

そろそろ、そう言ってよいでしょう。生き証人さまには本当に感謝です。

 

そしてこの生き証人さま達が、基本理念を見たこともない、聴いたこともない、

関与先企業の社長、経理担当者のいらっしゃる現場に飛び込み、

巡回監査を断行しているのです。

彼らは、浄化することがいかに重要か、すべてはそこからはじまることを、

現場で、身をもって学んでいったのです。

結果として、最も心を浄化させたのが巡回監査担当者でした!

この実感をいただけたことは、事務所の最大の幸福、財産です。

ああ、TKCの会員事務所になるということは、こういうことだったのか!

そうした実感。飯塚先生への感謝は尽きません。

 

心に何らのゴミもなければ、淀みもない人たちの笑いと語らい。

事務所という拠点を、安心感で充満させ、常に浄化させる。

職員さんは拠点から現場に向かい、また拠点に帰る。

この無限の反復が、社会の浄化を起こしていく原理だと、

皆で確認した会議でした。

 

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年商50億円を目指す企業の情報誌

『戦略経営者』9月号 No455 今回、特に注目したいのは、

「計数感覚を磨いて、付加価値経営を実現しよう!」連載15回(最終回)です。

マネジメント能力開発研究所 代表 千賀秀信氏のご講義。

毎回、楽しく学ばせていただきました。

毎月送られてくる雑誌で、こんな勉強ができる経営者は仕合せです。

受講料にしたら、150万円ほどの価値ではないでしょうか。

それを無料で学習してしまったのです。

こんな贅沢な企画をしてくださった編集部には、心から感謝です。

さて、読者の経営者殿。1年3か月前の自分と、現在とでは、

どれくらい付加価値が高まったことでしょう。

これをどなたも実感されているのではないでしょうか。

来年秋ごろからのTKC経営指標が楽しみでなりません。

 

計数感覚を磨く訓練が繰り返されてきましたが、

最後の最後は、一人の経済行為が、国の経済力と繋がっている話になり、

繋がっている収入と支出を、どのような心で受け入れ、また吐き出すかで、

経営の善し悪しが決まるとまとめられるところ、まさに我が意を得たり!と、

大感動しました。

変動損益計算書の総和がGDPであるというロマン。

著者には失礼ですが、裏の執筆者は飯塚真玄氏ではないかと思うほど。

「日本のGDPの増加に貢献し、

賃金がアップできる好循環につなげる方法を、

日本を支える中小企業主導で考えませんか。」P.22 

これが結語です。大賛成です。この思想を覚悟にして現場に当たります。

 

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