所持許可申請書の提出 | 無鉄砲なブログ

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中らぬも八卦

2019年7月11日木曜日

 

師匠から電話があり

 

DT11をベレッタ本社のあるイタリヤから輸入するにあたり

 

本国から取り寄せていた書類が整ったので

 

所持許可申請に係る書類を持って

 

店に来てほしいとのことだった。

 

翌日12日金曜日は予てより休出の代休を取っていたので

 

さっそく午前10時にアポを取った。

 

(余談だが、小生の勤める会社は7月が年度末なので

 

 年度が替わると代休がふいになってしまうのだ。

 

 なので、特に予定があるわけでもないが、代休を申請してあった)

 


約束どおり10時ごろ

 

「講習修了証明書」と「教習修了証明書」を持って

 

小幡銃砲火薬店を訪れた。

 

通産省と外務省?の認可を得たという書類を見せられ

 

輸入の許可が下りて銃番号が得られたことを知らされた。

 

銃番号が得られたので

 

師匠はさっそく譲渡承諾書と所持許可申請書を作成してくれた。

 

 


千葉県の場合、所持許可申請に必要な書類等は以下となる。

『銃砲所持許可申請書』

 

『講習修了証明書』

 

『教習修了証明書』

 

『譲渡承諾書』

 

『申請人の写真2枚』

 

『医師の診断書』

 

『手数料 印紙代 \10,500』

 


所持許可申請書には以下の書類の添付が必要だった。

 

・銃保管庫と装弾保管庫の位置を示した住宅の見取り図

 

 ※フリースケールの手書きでも、定規を使って丁寧に書けば

 

  保管設備確認の警官がよほど違和感を覚えない限りは

 

  大丈夫かと。

ガンロッカー設置状況の写真

(申請者本人と一緒に写ったもの)

 

 ※スマホの自撮りに写りこむように1枚

 

  保管庫の周辺が写るように、寄って1枚、引いて1枚

 

  合計3枚をA4サイズでプリントアウトしたものを添付。

 

 


師匠に

 

「ガンロッカーと装弾ロッカーを準備しなきゃね」

 

と言われたのだが、先のブログで書いたとおり

 

友人から無償で譲ってもらい既に設置済みだったので

 

正直にその旨を話すと

 

師匠「初の所持祝いにプレゼントしようと思ってたのよぉ。」

 

   「でもそれなら話が早いや」

 

   「直ぐに申請できるね!」

 

師匠「それじゃ、服のサイズは?」と聞かれ

 

小生「2Lですけど」と答えると

 

師匠「ほんと~?w」

 

師匠がおもむろに店にあった売り物の2Lのベストを持ってきて

 

試着すると少し窮屈だったw

 

師匠「やっぱり3Lがいいねw 何色が好き?」

 

   「 ベレッタのベストとイヤマフをプレゼントするよ!」。

 

本当にありがたいことである。

 

紺か青系の色をリクエストさせてもらった。

 

 


診断書は3ヶ月以内のものであれば

 

繰り返し使えることになっているが

 

前回の教習資格認定申請の時に

 

コピーを取るのを忘れていたし

 

それでなくても銃の入荷を待っているうちに

 

既に有効期限の3ヶ月は過ぎてしまっていたので

 

また改めて前回行った市内の総合病院で入手することにした。

 

事前にわかっていたので

 

その日の午後に予約を取っていた。

 

 


師匠に書類一式を頂き

 

その足で近くにある講習申請の時にも利用した写真BOXに

 

証明写真を撮りに行き

 

写真が出来上がって時刻は午前11時半。

 

そこで、所轄に所持許可の申請に行きたい旨の電話連絡をした。

 

いつもの生安の担当官が電話口に出て

 

「午後2時半から市内の花火大会の現地確認に

 

 行かねばならないので、それ以降は自分は不在ですが

 

 代わりの者に伝えておくので来てください」とのこと。

 

今回はあの眼光鋭い目が笑っていない笑顔が素敵な

 

青年担当官には会えなそうだ。
 

 

 

一度帰宅して保管庫の設置状況の写真を撮ってプリントアウトし

 

保管庫の設置場所の見取り図を描いて

 

終わったのが午後12時半。

 

梅雨時のジメジメが気色悪いので

 

さっとシャワーをしてから精神科に向かった。

 

 

 

午後の診療開始時間ジャストの午後1時半に受付を済ませ

 

問診もつつがなく終わって会計を済ませて

 

診断書を受け取ったのは、午後3時を回っていた。

 

残念ながら今回は男性の精神医だった コラ

 

 

 

その足で所轄に向かい

 

通いなれた3階の生安のカウンターで挨拶すると

 

出てきたのはいつも部屋の奥の方で見かける

 

若い青年だった。

 

年のころなら30代前半か。

 

眼鏡をしてほっそりした

 

大人しそうなオタク系(失敬)の青年だ。

 

「話は聞いてますので」ということで

 

書類を提出し、ひと通り目を通してチェックしてもらい

 

教習資格申請の時と同じ形式的な口頭試問を経て

 

印紙を渡して申請完了。

 

「許可が下りるまで1ヶ月ちょっとかかります。

 

 その間に制服警官が保管設備の設置状況の点検に伺います。
 

 事前に連絡をしますのでよろしくお願いします。」

 

とマニュアルどおりの言葉。

 

話し方はおっとりしているが、丁寧でしっかりした言葉遣いだ。

 

そこはやはりさすが公僕だ。


領収書を受け取って提出完了!

 

 


次は保管庫設置状況の確認。

 

きっとまた駐在さんから電話がくるのだろう。

 

後は所持許可が下りるのをひたすら待つ。

 

許可が降りたら

 

その頃にはDT11が到着しているだろうから

 

また生安に出向いて銃険をしてもらい

 

めでたく登録完了となる運び。

 

自分の誕生日は8月中旬なので

 

上手く事が運べば誕生日過ぎには許可が下りるかもしれない。

 

そうすれば、更新までほぼまる3年。

 

出来過ぎであろうか。

 
 

 

とりあえず駐在さんからの電話を待つことにする。