師匠(小幡社長)と教習射撃の日程を調整している時に
教習に使用する銃について問われる。
師匠「銃種はどうする?希望は射撃?狩猟?」
小生「狩猟は後々考えるとして、先ずは射撃ですかね。トラップ。」
師匠「本気で射撃やるなら応援するよ!」
「もう何か欲しいの見繕ってあるの?」
実は小幡銃砲店のHPを見て師匠がトラップの名手と知って
自分もトラップをやってみたいと思い
ネットで色々調べているうちに
ベレッタのDT11が痛く気に入ってしまっていた。
価格も、並行輸入ならかなりお得に購入できる銃砲店も
見つけていた。
小生「ベレッタのDT11が気になってて」
師匠「おっ!ベレッタいいよ!」
「私もDT11のブラック使ってるんですよ!いいよ!」
師匠「中古銃も予算で探しますよ!」
小生「最初は新銃がいいかなと」
師匠「そーだよ!ずっと長く使うなら新銃がいいよ!ウンウン」
「ホンモノ見たことある?」
小生「(あるわけないじゃん…)いやないですよ」
おもむろにショーケースから
中古のトラップ用DT11を取り出し
師匠「いいよね~うんうん。どう、いいでしょ?」
といってニコニコしながらこちらに見せて来る。
実銃をまじまじと見たのは生まれて初めてだった。
小生「・・・(見惚れている)いい・・・すね」
師匠「持ってみる?」
小生「まだ所持許可ないですけど…」
師匠「やめとくかい?w」と
いたずらな笑顔を向けて来る。
目の前にある、黒光りする銃身
鋭いきらめきを放つ機関部
深い光沢を湛える美しい木目の銃床
その存在感はやはり「ホンモノ」だと
深く感じ入ったのだった。
ますますDT11が気に入ってしまった。
問題は購入価格である。
前述の並行輸入の話を意を決して話してみると
師匠「大丈夫!うちでも取り寄せられっから!任せてよ!」
「でも、ちょっと時間かかるかもしんない。」
「3ヶ月くらいかかるかなぁ…」
語尾が少しトーンダウンしたように感じたのは
気のせいとしておこう。
結局8月の小生の誕生日を超えるじゃん。
心強い言葉を頂いたので
初めての銃の調達は師匠に委ねることにした。
小生としても
こちらにはこれから色々とお世話になることになるだろうし
肝心カナメの銃自体は多少安く買える遠くの銃砲店より
多少高くなったとしても近場のここで買って
アフターも一式お願いできればベストである。