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「チャレンジャーズ」
テニス界の元スター選手と彼女の虜になった親友で好敵手な二人の男子選手の三角関係は「テ=ペ/ニス」なんてありふれたゲームにはならない。1試合と13年のラリーを通じ剥き出しにされていく野性と本性🎾❤️🔥撃ち合う火の玉の行方に、美獣達の眼差しと咆哮に釘付け。
傑作!
似ている似ていないとかではなく。増村保造監督やパトリック・タム監督作品観た時の唖然呆然紙一重な感動ありました。
めちゃおもしろかったです。
3人が生物として美しい。
クドいカットバック、スローモーション、”あの”音楽もいいです。
映画観たなあ
「違国日記」
傑作👏
原作未読。
両親亡くした少女と彼女の母が嫌いだった妹の同居生活から波紋のように描かれていく様々な”らしさ”の柔らかな揺らぎ。
瀬田監督マイベスト「彼方からの手紙」への一番の近似感じつつ、自家中毒からの脱却と成熟への予兆も感じた新たな第一歩。
俳優陣も素晴らしい👏
傑作!
新垣さんもだけど早瀬さん良過ぎたなあ。夏帆さん瀬戸くん銀粉蝶さんに小宮山さん伊礼さん…
あと特筆すべきは瀬田監督前作に続き滝澤エリカさん抜群👍カッコいい
ジャンプカット、歩きフォローするパン同士の繋ぎ、スピンとスピン、ブレーメンの音楽隊シークエンス…他もっともっと。
新垣さんの最初の発声、ラフな会話対話、早瀬さんの表情、滝澤さんと楽器…他もっともっと。
そして「違国日記」というタイトル
予告で使われているような「台詞」は漫画ならではかなあと。
例えば冒頭の少女を衝動的に引き取る時の台詞。ああいうのはこの映画ではしっくりこなくて。
そうじゃない駄弁り、人懐こい少女からの声掛けと、対する叔母の短いラフな反応・発話。
その親密温度が少しずつ上がっていく感じが良くて
弟や仕事先の人と年取るにつれて親の偉大さ実感していくという話になって。
彼らは自分とは違って人の親だけど。
曰く見様見真似記憶で親”らしく”振る舞っていると。正しいか分からないが正しいを志しながら。
だよなあ。大人”らしく”。らしくが呪縛に陥る危険回避しながらさぐりさぐり
「チャレンジャーズ」も「違国日記」も賛否かなり分かれているようなのでハマらなかったら来週予定を前倒しして1本鑑賞しようと思っていましたが杞憂でした。大杞憂笑。両方めちゃ良かったです