ツイート転載
アウシュビッツ裏に豪邸構えたナチス高官一家の裕福でそれなりの悩みも諍いもある小市民生活記。
観客には聴こえる不穏な音も劇中人物には響かないただの環境音。
こんな無関心領域は今すぐ隣にも溢れている。
メディアやSNSで可視化されているんだけど
あんな「声」絶えず漂っている場所によく平気でいられるなあ…こちらは知っているから視えているからなんだろうけど。
「環境音」もだけど音楽も良かった。
音の映画
鑑賞後思い起こしたのが青年団(平田オリザ)の「ソウル市民」シリーズ。
植民地期朝鮮半島で暮らす日本人文房具屋一家の日常を描いた作品