OECDがGDP(国内総生産)に代わる国民の豊かさを
測る指標として「幸福度」の世界共通の指標作りを検討しているらしい
その検討している「幸福度」の指標に日本人を照らしてみると
「経済面」は
日本の家計の可処分所得はOECD平均を上回り
さらに家計資産はOECD平均の約2倍
「経済面」では「幸福度」クリアー
「仕事面」は
15歳~64歳の労働年齢人口で有給の仕事についている
日本人は約70%でOECD平均の65%を超えていて
失業率はOECD平均より下回り
日本人の年間労働時間は1714時間で
OECD平均の1739時間より少ない
「仕事面」では「幸福度」クリアー
「教育面」は
日本人の学歴や読解力はOECD内の上位
「教育面」では「幸福度」クリアー
「長生き」は
日本人の平均寿命は82.7歳でOECD内で最も長い
「長生き」では「幸福度」クリアー
日本人はあらゆる「幸福度」の指標をクリアーしている
が、しかし
生活に満足していると答えた日本人は40%で
OECD平均の59%を大きく下回っているらしい
なんとデンマークでは90%
フィンランドでは86%
が満足していると答えているのだそうだ
日本は太平洋戦争が終わって
高度成長
バブル→バブル崩壊
65年が経過して
東北の大震災
原発事故
「生活に満足する国民を100%にする」という目標を
なぜ、これまで掲げてこれなかったのだろうか
日本は一番大切なものを見失っているのではないだろうか
デンマークやフィンランドの国民が
ゆったりと人生を謳歌しているイメージを想像すると
戦後65年間の日本がなんと慌しく喧騒にまみれた
時間の流れであったような
そんな気がするのは僕だけだろうか
未来に希望のやさしい光を照らして欲しい
日本人誰もがこの国に生まれてそして生活して良かったと
心から言える未来に