いよいよ競輪場を走る時が来ました。

3本ローラーでアップをしてから入場。

 

ローラーは初めてで、ぐらぐらしていたのですが

安藤選手がコツを教えてくれたおかげで乗れるようになりました。

 

 

コースでは池部選手が引いてくれて、僕はスリップストリームで楽をします。


「最初は下を走って、慣れてきたら徐々に上って行きましょう」と。

 

 

後に引っ付いたり、並んで少し(←本当に少ししか無理)会話したりしながら、

グングンペダルを回しました。

 

池部選手のおかげで快調に飛ばせましたが、

 

きつい。

 

後ろに付いているのに、

きつい。

 

開始10分ほどで、のどがカラカラになり一回目の休憩を申告しました。

事実上のギブアップです。

 

 

休憩後は少しペースを落としてくれました。

明らかに気遣われている。(笑)

 

きついけど、こんな機会はそうそうありません。

平気なふりして力いっぱいペダルを回して必死についていきました。

 

しかし、プロはすごい。

全然ぶれない上半身。

 

 

責任者のOさんは、いろんな角度から撮影してくださり、

なんかもう、ほんとありがたいです。

 

 

ちょっと話は変わりますが、別府競輪場は一周400メートル。

 

同じ400メートルでも、競輪場によって直線の長さや、

カーブの傾斜は違うため、選手の好みも分かれるそうです。

 


別府は走ってみて感じたのですが、カーブがきつい方ではないかと思います。

 

なぜかというと、傾斜の上の方に行くのが怖くて下の平坦(茶色)を走ろうとしたところ、遠心力で外に振られて思わず傾斜を上って行ってしまったからです。

 


最初は怖かったのですが、池部選手がぐいぐい引っ張てくれ、

安藤選手は大声で「もっともっとペダル回して!そしたら行けますよ!」と励ましてくれて、気が付いたら一番高いところを走り、駆け降りることができるようになっていました。

 

 

周回を重ねて9・5キロ程を駆け抜けました。

 

最後は疲れ果てて、

ラスト200のスプリントは

最高で36:5キロ/hしか出なかったです。

 

「次回は見学なしで、ずっと走りましょう!」と両選手。

鍛えて帰ってきます。

 

 

逆三角形の上半身。

僕より小柄な方なのに、がっしりしていました。

 

おまけに、自転車に乗ると筋肉が膨らむかのように体が大きくなっていました。

 

 

記念に足とお尻の大きさの比較写真。

この差。

 

 

当然、太ももも。

「マニアックな写真が撮れましたよ」と安藤選手が笑っていらっしゃいました。

 

 

走行中は一度も足を止めることなどできずに走り続けた20分間でした。


通勤の半分にも満たない距離なのに、

激疲れでした。

 

でも、めちゃくちゃ楽しかった。

鍛え直して、また来たいです。

 


クタクタになりましたが、骨折が治癒しておよそ2か月。

 

半年間の運動なし生活から、クタクタになりながらも、それができるまで回復したことを実感。

 

 

池部選手と温泉に入り、トレーニングやレースのことをいろいろ聞いたりと

とても楽しい時間を過ごし、

 

再び、Oさんたちに施設内の見学をさせてもらってから、

成田屋で昼ご飯を食べて終了しました。

 

 

安藤・池部両選手のお人柄にも触れ、リラックスして楽しめました。

 

ローラーや傾斜面の走り方を分かりやすく教えてくれるコーチング技術のすごさ。

 

一つ一つの質問に、丁寧に答えてくれる両選手や、Oさん。

すごく楽しかったです。

ありがとうございました。