ばい菌などのたんぱく質を、ある種の細菌が分解して
揮発性の硫化物を生み出すためだと考えられています。
歯周病が進んでくると、歯と歯ぐきの間の溝
（歯周ポケット）に、ばい菌や歯石、腐敗物などが
いっぱいたまります。
口の中の清掃を徹底することで、口臭はかなり軽減
するはずです。
また、口臭については、鼻が慣れてしまい、自分の口臭
が自分では分からなくなっています。
「口臭がする」と親しい相手から言われて初めて、
口の中の病気を知る例は結構多いものです。
現在、女性を中心に、昼食後の歯みがきが定着して
います。
つまようじによる掃除、お茶による歯すすぎの習慣を
脱して、もっと積極的に口腔衛生の習慣を身につけたい
ものです。
人に良い印象を与えることは、現代人のエチケット
として大事なことです。
最近、口臭の原因として、舌苔（ぜったい）がにわかに
注目を集めています。
鏡で舌を見たとき、表面が白くなっていれば、舌苔が
疑われます。
舌苔は歯垢と同じく細菌の塊ですが、歯垢と異なり、
その研究はあまり進んでいません。
だが舌苔は胃腸障害と関係があることが分かっています
ので、胃腸を整え、規則正しい食生活を心掛けることが
大切です。
なお、舌苔は簡単に取ることができます。舌苔を落とす
ための専用の器具もありますので、気になれば歯科医院
で相談されるとよいでしょう。
■ご予約・お問い合わせ
TEL：099-268-7181
診療時間：9:00～18:30（詳細）
休診日：日曜、祝日
住所：鹿児島県鹿児島市東谷山5丁目30-5
はじめての方へ
※このブログの更新情報が届きます