「歯は歯だけ」という考え方は禁物です。
英国マンチェスター大学のハロルド・ジョンズ教授は「がんの早期発見は歯から、つまり口の中の変化から」と言明しています。
病気の最初の兆候は、意外と口の中に現れることが多いのです。
そのため、歯科医師は歯を治療するだけでなく、口の中の異常をいち早く発見することがあります。
全身疾患の症状の一つとして口の中に口内炎などが発現することがあるからです。
そして専門の医師に連絡して、全身疾患の進行を未然に防いだという実例はこれまで数多くあります。
歯に連なる神経は大脳の重要な位置を占めているので、口や歯だけを
単一のものとして体から切り離して考えることは妥当ではありません。
昔から「口は健康の入り口」といわれているように、口は健康を生み出す源です。
口は健康な体そのものを育て、そして命全体を守っているのです。
消化器官の第一関門に立っているのが口であり、歯はその衛兵であるといえます。
夢判断で有名な精神分析医のフロイトは、歯が抜ける夢は「去勢の恐怖」であると言っています。
「歯イコール精力」だとすれば、歯がだめになることは、そのまま人間の根源的な精力減退につながります。
さらには頭の回転を鈍らせ、認知症の症状を速めることにもつながりかねません。
■ご予約・お問い合わせ
TEL:099-268-7181
診療時間:9:00~18:30(詳細)
休診日:日曜、祝日
住所:鹿児島県鹿児島市東谷山5丁目30-5
はじめての方へ
※このブログの更新情報が届きます