約5年前…Twitterで何気なく出会ったその女の子。
赤眼鏡がどこか優等生の様な印象を受けた。
そして半年後…
LinQを観に行く事になり、MVを見て予習をしていく。
…MVではその子の姿は見つけられず、代わりに別の女の子の可愛さに引かれた。
そのまま…ホーム劇場がある天神のベスト電器福岡本店ベストホールへと向かう自分。
…ふと、近くの公園に立てかけてある看板に目が止まる。
LinQのLIVE
本拠地ベストホールに行く前には丁度いい。
広い芝生の真ん中に作られたステージ…後ろには福岡市役所が見える。
周りのファンらしき人に紛れてワクワクしながらLinQの出番を待つ。
『私達LinQが笑顔の架け橋になれます様に』
『ここに!』
『LinQ!』
『ハートに!』
『LinQ!』
『みんなに!』
『LinQ!』
『Love in〜?』
『Qushu〜!』
けたたましい音楽と共に…博多織の白くエレガントな衣装に身を包んだLinQメンバーがステージに現れる。
『いた!』
赤眼鏡のその女の子が歌って踊る姿が凄く印象的で…釘付けだった。
LIVEはあっという間に終わったが、この後の公演ではこの子を見て、そして話に行こうと決めた。
そして…ドキドキしながらベスト電器のエレベーターに乗り込む。
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最上階で止まるエレベーター。
開いたドアの先には…初めて見るホール、ロビー、受付。
抽選入場が始まる。
調べて買ったローソンチケットと免許証を握りしめて…入場する。
中はかなり天井の高いホール。
それまで通ってた48グループの劇場とは全く違う。
どの席がいいとか分からない訳で…適当に上手側の後ろめの椅子に座って…開演を待つ。
影アナは聴きなれていたが…その後いきなり明らかにLinQの歌とは違う男性の曲が流れて混乱する(多分、ビーグルクルーさんのTRY AGAIN)
そこから…アタック映像とBGM…
overture?
いや、大音量の
うりゃおい!
がホールに響き渡る。
初めての体験…いつまで続くのかと長く感じた。
そして…アタックが終わると
公園で見たのと同じ衣装を着たメンバーが登場。
ハジメマシテ
から始まり…予習しきれてなかった曲(アルバム第一楽章メイン)が多かったが、夢中で楽しみ、メンバーを見ていた。
赤眼鏡の女の子を…そして…キラキラした女の子を。
公演が終わると真っ先に赤眼鏡の子の物販へ。
『初めまして』
『初めまして、こんにちは。お名前は何と…?』
『あ…僕Twitterやってて…[きっころ]と言います』
『きっころさん、ね。LinQは初めてですよね?』
『はい。一応SKE48とか行ってて、今日はたまたまここに…』
『そうなんや…来てくれてありがとう!SKEかあ…誰が好きなん?』
『えっと…みきてぃとか…あとなんなんとか…』
『あー、なんなん!なんなん可愛いよねー』
最初から楽しい会話だった。
また行こうってなった。
そして…その日に行ったもう1人の女の子にも…あまりの可愛さに一目惚れしてたのもあって、話した後は完全にメロメロになり…
この日から今まで…長い間LinQを応援し続ける事となった。
赤眼鏡の女の子は…
志良ふう子
メロメロな女の子は…
姫崎愛未
という名前だった。
ここでは…2017年3月31日にめでたくLinQを卒業した志良ふう子さんについて書かせて頂きます。
・公演レポ
おさらいとして過去に紹介した内容を載せます。
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【志良ふう子】(ふうちゃん、ふうこ)←オールマイティ型
イメージカラーは青
二期生の中では、《大庭彩歌》さん(Lady)、《山木彩乃》さんと共に、先にデビューした一人。
最初はキャラを立たせる為に赤メガネを着用していたが、途中から路線変更?の為に外している。
余談ですが、私は赤メガネ姿のふうちゃんを見てベストホールに初参加し、初めての物販で確実に心を掴まれています←
メガネをかけていた頃は優等生キャラとされていましたが、実際に頭は良く、ラジオ番組でトークスキルも日々向上。
天真爛漫なメンバーを含むMCでも逞しく切り盛りしている場面も。
学業とLinQの両立をしっかりとしているため、テスト期間などは公演参加率がぐっと下がっている。
そんな彼女は…デビューから着実に力をつけ、今やQtyのボーカルの大黒柱をこっころと担う存在に。
低音域が得意だが、高音域もそつなくこなすQty版《深瀬智聖》(元メンバー)さん。
ポスト《ちせみく》としての《ここふう》は周りからの評判も高く、単発ながら特別公演で二人のユニットが披露されたり、3rdアルバム《FRONTIER》の九州盤ではそのユニットのオリジナル曲が収録されるほどに。
また、みくさんとのハーモニーはLinQ全体で見ても心に強く残るし、《祭りの夜》でのちせいさんとの演歌パート共演も一つの見どころ。
パフォーマンスにしても、歌声同様、色んな表情・手法で魅せてきていて、特に満面のにやけ顏にはこちらもニヤニヤしながら見続けてしまう力がある。
汗をめいいっぱいかきながら歌って踊る彼女はキラキラしていて、魅力たっぷりです。
参考
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今まで応援してきたLinQメンバーの中では最も長く、卒業をちゃんと見送れたのがふうちゃんです。
2017/2/5に卒業発表をした時は…
まさに青天の霹靂で…人目を憚らず大泣きしてしまいました。
決して推しと言えるほど支えてはなかった自分…それでも長い間お互いLinQで楽しい事や苦しい事を体験してきた、いわば戦友が旅立つ事は凄く寂しいのです。
そこから…最後のリリイベでは大阪に参加。
負けないぞ、を踊るふうちゃんに涙して…
そして多くの方がふうちゃんと話して別れを惜しむ姿にうるっとなっていました。
卒業公演では…ふうちゃん自身にまんまと?泣かされる以外にも…
一曲が終わる度にふうちゃんがステージからいなくなる…その辛さを噛み締めて泣いていました。
それでもふうちゃんは物販とかではいつもの様にふざけたり、軽口を叩いてきて…
泣く暇を与えてくれませんでした。
本当に…ふうちゃんにはかないませんね。
さて、ここからはふうちゃんとの思い出、その一部を紹介します。
・2012年
本人にとって初の生誕。
赤眼鏡をテーマにしていて、メンバーがみんな赤眼鏡をかけるという今でもまずない展開。
ファン側は細いサイリウムをつなげた光る眼鏡をかけていました。
そして、祭りの夜でふうちゃんは白の法被を着用。
この日はほぼフルメンバーだった事もあって、《ゴーイングマイウェイ!》リリイベのクーポン10枚を使って全体写真を撮りました。
・2013年
《ゴーイングマイウェイ!》のリリイベ。北九州のリバーウォークの後、あるあるシティの地下でLIVE。
その合間に3F?のおもちゃ売り場の中で狭い中、チェキ会と物販が開催。
ふうちゃんとのチェキは…僕のポーチをぶん殴るというシュールなものでした←
(ちなみにこの頃は既に別の推しがいましたが、ふうちゃんとは変わらず絡んでました)
LIVE自体も地下で天井も低くて薄暗くてステージも低く…ベストホールとは全く違った環境で新鮮でした。
他にもチャイムのリリイベだったり…
初のLinQ夏祭りだったり…
ちかっぱツアーでふうちゃんのステージを見て…たわいも無い話をしたりしていました。
・2014年
この頃からふうちゃんの関東遠征が増えてきて…なかなか会えなくなりました(推しは福岡がメイン)。
それでも話す度に人懐っこく、いつもの様にマシンガントークをしてくれていたので距離は変わらないままでした。
ふうちゃんの地元、糸島での夏祭りもいい思い出でしたし(確か、Lovit's!のいとくるとを踊ってた記憶が…)
そして…歌もパフォーマンスもメキメキと力をつけてきだしたのもこの時期。
〈フーテク〉もバンバン披露したり…あおりもガンガンしてくる様になっていました。
個人的に一番印象に残っているのは…
夏休みにアキバカルチャーズ劇場で行った公演。
海賊団をモチーフにしていて、推し達もいて若い力を堪能しました。
・2015年
何と言っても…LLC(ライブハウスツアーサーキット)
西日本組の1人として大阪から福岡まで毎日ツアーをしていくふうちゃん。
岡山から同行していき…毎日が楽しくて幸せな時間でした。
この時、松山でボロ泣きした事から、ふうちゃんのなかではとある方(Twitterで紹介してます)と並んで泣き虫、と印象付ける事となりました←
そして、3rdアルバムではついに念願の
Fu-Cocoの曲
SHAKARIKI GROOVY
も誕生し…
ついに2人の時代が来たなと思わされたり。
ちなみに、この年の生誕では…成長したふうちゃんの眩い晴れ姿に涙したものですが…まさかの断髪式が行われてかなり衝撃を受けました。
バッサリ切ったふうちゃんが可愛いかったのもまた衝撃でしたが←
・2016年
上半期は出前公演やリリイベはあったものの…入れ違いだったりで会うことはなく…
ベストホールでコンスタントに絡んでいました。
前年度から始まったTSUKUSHI公演も数回行われていましたし。
夏休みにはいわゆるTSUKUSHI出張公演が、アキバカルチャーズであり…色々調整して参加して…
帰りの新幹線をやめて寝台特急を何とか取って帰ったのもいい思い出です。
ふうちゃん達TSUKUSHIはすっかり頼もしくなりましたし…カルチャーズも凄く熱く盛り上がったのも印象的でした。
下半期は…ざんしょ祭りの後、学業専念で数ヶ月休んでいたのに…12月に戻ってくるやいなや、変わらぬ〈フーテク〉大連発に…思わず脱帽したものです。
その次の週にはすぐ生誕で…
散々泣かされました←
『どう?泣いた?うちに泣かされた?』
とにやにやしながら聞くふうちゃんには…悔しい半分、嬉しい半分でした。
・2017年
解体・再開発プロジェクトが昨年発表されてから…
『私がへこんでも何も変わらない』
の歌詞の様にみんなががむしゃらに公演に取り組む様になって、色々試行錯誤する様に。
‘ここふうがいれば大丈夫’
と思っていた自分ですが…2/5の発表で完全にあてが外れました。
それでもよく考えて見たら…ふうちゃんの人生ふうちゃんのもの。
そして…悩み抜いて出した結論。
これまでLinQの為に粉骨砕身頑張ってきたふうちゃんだからこそ…
気持ちよく送り出そうとなりました。
そうはいっても寂しさに泣いてばかりでしたが←
ふうちゃんと知り合って4年半…濃厚ではなかったかもしれませんが、常に心にいたふうちゃん。
腐れ縁
幼馴染?
仲間
そんな関係でした。
ふうちゃんなら卒業して新しい道でもきっとうまくやれるはず。
もし…辛いことがあっても…LinQでの経験、メンバー、スタッフ、ファンの顔を思い出せば乗り越えれるはずです。
LinQの志良ふう子さん
今までありがとうございました。
一般人のふう子さん
またどこか、いつかまた。
追記
本人のLinQとして最後のブログがこちらになります。(いつまで見れるかは分かりませんが)