こんばんは
今日は、夕方から、書店に行き白州正子さんの本を手に取り見入っておりました
ご自分の確かな美学をお持ちだった白州正子さん。
生け花を習った事は無いそうです。それなのに、まるで その花が生活空間の中で、あたかも ずっと前から そこで呼吸をしているかのような存在感があります。
黒く焼いて良い味が出ている木に活けてあります。
お猪口を花容れにして
正面から見ると 柳の隙間から覗く花が味わいがあるのでしょうね。花器の差し込み口が凄く小さい。その特長をうまくいかして表現された柳。
吉野川で拾った石を花留めにして活けてあります。
白州正子さんの活け花は、展覧会の生け花ではありません。
花をたてる事は、対話する事なのでしょう。
自然に咲いている花を摘んで活けるのは、残酷だと思っていて、あまり好きではありませんでしたが なんだかこの本で美意識が刺激されました。
素敵な美の達人
白州正子さんの美意識は、厳しさと優しさが同居している。観ている者が幸福な気持ちになれ 心が安らぎます
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