良かった本「Lily-日々のカケラ-」 | 小さな出来事、大きな足跡

小さな出来事、大きな足跡

小さなことを積み重ねて気が付くと自分の型ができている。
取るに足りない事にも意味はある。

女優石田ゆり子ちゃんのエッセイ。私は文章のプロではない、(少なくとも本業ではない)人のエッセイこそ結構掘り出し物があると思っている。心に残る本って技術的なところに惹かれるよりはフィーリング、感性が決めてる気がするんだけど、文章を本職にしてなくて、書くことが好きでって人は駆け引きなしで読者の懐に真っすぐに飛び込んでくる事も多く、そこがいいのかな?

この本を開いた時、もう最初のページからそうだった。

彼女の持つ穏やかでほっこりと暖かい雰囲気と清潔な美貌と好きな世界をぎゅっと詰めましたという一生懸命さがいきなり本から立ち上るかのようなオーラを感じたし、それによって癒された。そうだね!と思うところも沢山。例えば

「疲れやすくなったり、食べものがおいしく感じられなくなったり、人の欠点ばかり目につくことが私にもあります。でもそれは、自立神経の乱れから起きていること。からだのせいだから考え込んでも仕方がないんです。」

お医者さんとか、顔出しをしない大御所の文筆業の人が同じことを書いてもまた違うニュアンスになる。ちゃんと顔を出して言ったことは引き受ける、そして普通の人から見てちょっと憧れちゃうライフスタイルで、なおかつ親しみも持てる。そんな彼女が語ることで自然に共感していたりする。

仕事の昼休みとか帰りの電車の中、気持ちが疲れたーってときにこの本を開いてだいぶ助けられた。朝の情報番組のブックランキングで3位だったけど納得。

家族であるワンちゃん猫ちゃんのシールもあって「?」と思ったが、そんなところも彼女らしくて微笑ましかった。

働くってやっぱり大変。楽しようとせずに癒しの引き出しを常に少しでも沢山もてるようにしたい。

でもそうそうお金もかけられない。そんなとき一役買ってくれるのが本だ。

友人のようないい本とのいい出会いたくさんありますように。(^^♪