背番号19の頃 その1 | もりぞーの  たそがれ街角Twilight

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うつうつなのになんとなくさわやかになる~脱力系ゆるトーク

サッカー岡田ジャパンVSイングランド

また負け・・・負けは仕方ないけどオウンゴール2発 !!

ご立派です。まったく。


僕は中学1年から高校2年までサッカーやってた。もう昔の話だけど・・


当時オウンゴールなどというしゃれた言葉はなくて僕らは「自殺点」と

呼んでいた。

ガキのサッカーでも「自殺点」はもう最悪。

一試合に一発でもやっちゃったらチームメイトの白い眼を意識して

頭を抱え込んだものだ。一気にやる気を失う。


それを・・・日本代表が二発。相手に点とられてないのに勝手に負けてる。

やれ本田が中田二世だとか岡崎はやるだろうとか、岡田監督の集大成

だとかいうけど、どこかヘンだ。なにかが狂ってる。

このチームは組織として全く機能していないのではないか?やばいと思う。


思い出すのは僕が実際にやってた頃に所属してた弱小チームのこと。

個人技はそれぞれ持っていたと思うが、チームプレイが全くできなかった。

相手に攻め込まれるとなんだかキョロキョロしてるうちに失点。


僕は右SBだったから失点直後のお寒い場面に何度も直面した。

キーパーやスィーパー(現在のセンターバック)と無言でお見合いしちゃう。

お互い顔面蒼白だ。まさに「なんもいえねぇ」・・・今思い出すと吹き出すほど可笑しい。もーほとんどお笑いの世界だ。


さしづめ、今日試合後の日本代表チームもこんなチンさむ状態だろう。


なんでこんな状況になっちゃったのか?

かつての三浦カズやラモスや中山、中田のような「あいつがいてくれたらなんとかなるだろう」という精神的支柱の存在がないからではないか。

あと1トップの布陣も違和感がある。日本人には向いていないような気がする。

実際、過去に城の起用で失敗しているではないか。学習効果まるでなし・・・



昔はフォーメーションといえばお決まりだったのがいわゆるWMシステムというやつ。

センターFWはもちろんいるが左右にウイング、トップ下にインナーという二人の二枚岩があった。この5人がゴールに殺到したものだ。


あと4-2-4システムなんてのもあった。これは4人のFWがなだれをうって敵陣に突っ込むど迫力の布陣。中盤には「ハーフ」(現在のMF)というポジションが二人だけ。そのかわりここにつくのはAクラスの選手。二人交互に中盤を支配して敵からボールを奪い、キラーパスを出す。あとは4FWが敵のDF、キーパーをフルボッコにする。


とどのつまり、攻守ともに陰陽がはっきりしていた。勝因敗因、チームカラーが分かりやすかったのだ。

それに比べ現代サッカーの(日本の)フォーメーションはなんなんだろうと思う。

ピッチはMFだらけ。ポジションの責任はあいまい。本田と俊輔はパス回しばかりで中盤を漂っているだけ・・・他も自分でシュートする奴がいない・・ドリブル突破すら見るのが珍しいくらいだ。

頑張ってるなと感じるのはFWの岡崎とSBから駆け上がっていく長友と闘莉王くらいのもの。

これでは勝てるワケがない。

まぁ期待もしてないけど。オウンゴール二発の快挙に思わず熱く語ってしまった。



唐突だけど、僕がサッカーやり始めた頃はポジションによって大体背番号が決まってた。

高校野球ではないがサッカーはキーパーが1、バックスが2~5、今のMFにあたるハーフ

やインナーは6~8、ウイングを含めたFWは9~11。もちろん10はキャプテンがつけていた。

大体どこの中高でもそんなカンジだった。


が、途中から好きな番号を選ぶのが流行るようになっていった。

そこで僕が選んだのが「#19」

補欠ではない。

中2から高2までの4年間レギュラーだった。で、何故か背番号19・・・

なんだか数字として好きだった。今でも自分のラッキーナンバーだと思っている。


少し前、韓国代表のアンジョンファンがつけてプレーしてた。#19がとても似合っていたのを懐かしく思い出す。凛として格好よかった。



ということで背番号19の話はまだまだ続く。