モロッコ思い出写真シリーズ。(今さらのシリーズ化)
彼おすすめのラス・エル・ハヌート(数十種類のスパイスが調合された調味料)は、まさに魔法のスパイス。
お肉や魚料理にほんのひとつまみ加えるだけで、モロッコ料理独特の深くて複雑な味に仕上がる。
モロッコで買ってよかったもののひとつです。
さて、以前YouTubeでモロッコの街案内の映像を見ていたときのこと。
いくつかの見所を紹介したあと、タジン、クスクスといったモロッコの食べものについての話をしながら
案内人である現地の男性が、こんなことを言っていました。
「モロッコの食べ物はaphrodisiacなんだ」
ん?アフロディジアック?
ちょうどその頃、この英単語を知る機会があったこともあり、気になったのでした。
というわけで、
aphrodisiacとはなにか?
なぜ、モロッコの食べものはaphrodisiacなのか?
について、わたしなりに考察してみました。
aphrodisiac(アフロディジアック)は、催淫作用をもつ、媚薬という意味。
アーユルヴェーダの英文記事の翻訳作業をしていたとき、この単語を知った。
そのとき担当した記事は、アーモンドの効能について書かれていて
からだに良質な油分を与えて強くし、
神経を滋養し記憶力を高めるなど
アーモンドが美容と健康にもたらす多くの恩恵について
その効果的な摂取法などとともに説かれていた。
その中には、Almond has an aphrodisiac effectという内容が出てきた。
そう、アーモンドには催淫効果がある、という。
だから妊娠を望む女性に薦められ、男性も積極的にとるとよい、とのことだった。
媚薬的効果というのは栄養価が高い、つまり滋養強壮効果があることと似ているのではないかと思う。
ちなみに、アーユルヴェーディックスイーツの代表のデーツボール(別名エナジーボール)にも、アーモンドが入っている。
ナッツとドライフルーツ、そしてギーを使ったエナジーボールは、良質のミネラルやタンパク質がたっぷり。
栄養価が高い、という点で特に妊産婦さんはもちろん、育ち盛りのお子さんにもおすすめのお菓子なのです。
ギーについては、こちらの記事にも書いています。
②につづく。