息子よ。
会社辞めたいか?
自己啓発してますか?
今日はサラリーマン(営業)に必要なスキルとは?
という話です。
サラリーマン、キャリアウーマンに
必要なスキルって?
プレゼンテーション能力?
コミュニケーション能力?
分析力?
洞察力?
計数管理能力?
ネゴシエーション能力?
はたまた、
4P、5P、3C、SWOT、
AIDMA、グロースハックなどの
マーケティング能力?
ボスコン、マッキンゼーやGEなどでは
この能力は活かせそうなのだが。。。
ジャックウェルチが
喜びそうではある。
しかし、
本当にサラリーマン(営業)に必要な
スキルは、
愛嬌だ。
かなり、
抽象的な回答だが、
これは間違いない。
人よりも優れた愛嬌に
勝るものはない。
例えば、
どんなに優秀なマーケターでも、
上司に気に入られない限りは、
出世はない。
長年外資系大手企業に勤めていた
俺が答えるのだから、
あながち間違いではないはずだ。
外資系とて、
能力だけではやっていけないのだ。
外資系企業のイメージは
殺伐として、
能力が無ければ、すぐに
解雇は当たり前。みたいな
イメージがあるが
決してそうではない。
もちろん、能力が無ければ
在籍し続けるのは不可能なのは
間違いないのだが、
この能力があるだけでは、
上に上がることは難しい。
能力があるのは、
当たり前の前提として、
愛嬌が必要なのだ。
しかしながら、
能力あるなしは、
決して外資系企業だけに
必要なスキルではなく、
どこの企業でも
必要なスキルとなるし、
10年も会社にいれば、
皆と同じような能力は
誰でも身につくものだ。
つまり、
その能力は
みんなが持っているもので、
もっとほかの人間的な能力が
必要になるのだ。
これが
愛嬌である。
俺の実体験にはなるのだが、
愛嬌が必要なエピソードとして
こんなことがあった。
昔、給料査定の面談というのが
社員一人ひとり行われた。
社長室に呼ばれて、
一人ひとり社長他役員に
質問責めにあうやつだ。
最初の数年は、
ここで、
真面目に硬く、冗談の一つも言わず、
面談をしていた。
それこそ、
只の品行方正な
優等生社員だ。
のちに、
それだけでは、
上に行けないことに気がついた。
そして、当時尊敬する上司から
『おまえは、堅いんだよ。言ってることは合ってるけどド正論すぎるんだよ。』
『もっと、肩の力抜いて、たまには自分の弱みを曝け出して、もっとふざけてみろよ』
と言われたのだ。
このふざけるというのは、
瞬間に察知したのだが、
不真面目にしろということではなく、
ド正論ではなく、もっと愛嬌を持てという
意味だったように思う。
それから、
キャラ変を行い、会社内でも
真面目一辺倒の社員から
愛嬌を出す社員に変換した。
(愛想を振りまくという意味ではない)
そして、数年後、
社長面談でも愛嬌を
出してみた。
これが、
かなり気に入られ、
なんだか、面白いヤツがいるぞ。
となり、
そこから、
俺の大躍進に繋がっていく。
ここから得た経験は、
真面目一辺倒では
サラリーマン(営業)として
のし上がっていくのには、
限界があるということだ。
もちろん、経理畑や
人事畑、コンプライアンス室など
お堅い部署はそれで良いのかも
しれないが、
こと営業部としては、
それだけでは不十分ということだ。
営業とは相手あってのこと。
相手をいかに
楽しませ、思いやり、
信頼し合えるか?
仏頂面した優等生
営業マンに
誰がついていくというのだ?
男は度胸、女は愛嬌というが、
男も愛嬌なのである。
see you✌️















