長引く不況のせいか、物価の値下げ、
いわゆるデフレの状況から脱却できない。
これは製造業やサービス業の世界ばかりではなく、
学習塾の月謝も同様である
。
茨城県の学習塾の場合、
さすが東京やその近郊から比べると塾の月謝は安目であるが、
それにしても10年前から比べると20％くらいは安くなっているのでは
ないだろうか。
バブル絶頂の頃は、
学習塾の月謝は中学生で2万円以上はざらであった。
しかし現在は月謝をそんなに高くしたら嫌われてしまう。
それでなくても、
少子化で生徒の獲得が難しくなって、
何処の学習塾でも生徒獲得のため試行錯誤しているのが現状だ。
そうなれば、これから数十年後の塾業界はどのような変化を
もたらしてくれるのだろうか？
どんなに科学の進歩が発展しても、
いきなり子供が急増することは考えられなく、
むしろ今後しばらくは少子化が続き、
さらに日本の総人口も同様に減少して行くことになる。
これから10年後の塾の月謝はいったいいくらの相場になるのでしょうか？
子供の減少に歯止めがかからず、
それに合わせて月謝の値下げにも歯止めがかからないようでもあば、
学習塾業界の未来は決して明るくないと思慮する。
だから限られた子供の人数からいかに効率よく募集して行くかが
カギになりそうだ。