米国はオピオイドとベンゾの両方の問題があって複雑です
でも、基本はオピオイドの問題にベンゾ問題がかき消されている感じです。
ただ、
オピオイド中毒もヘロインや違法ドラッグと同じで、依存専門病院に入って3〜6ヶ月で抜いてとりま体は元気になれる、そういうたぐいのものですよ。
ベンゾのように死ねない拷問薬ではないです。
オピオイド中毒者の体験談、過去に書いてましたー。こーいう感じなんです。
オピオイドについて記事にしてみようと思ったのは、名古屋ベンゾ裁判の原告の方のメーリングリストを一部見る機会があったからです。つぎのように書いてありました。この方ね 全国ベンゾジアゼピン薬害連絡協議会
『オピオイド過剰摂取の危機
・・・中略・・・
2017年には、処⽅オピオイド、ヘロイン、および不正製造された
強⼒な合成オピオイドであるフェンタニルを含む、47,000⼈以上のアメリカ⼈が
オピオイドの過剰摂取の結果として死亡しました。・・・後略・・・』
米国のNIDA(米国国立薬物乱用研究所)はOpioid Overdose Crisisを適正に調査し、警告する報告を行っている。
日本のMHLW(厚労省)やNCNP(国立精神・神経医療研究センター)は沈黙のままである。一体、いつになったら(ベンゾ問題を)調査するのか?』
イヤイヤw、米国もベンゾ問題についてはまったく手つかずですからー
ちなみにFDAの規制も「オピオイドとベンゾを同時処方しちゃ駄目ヨ」と素っ気ないです。
ただ州レベルではいくつかの州が積極的に取り組んでいるところはあります。
ベンゾ問題は世界中のメディアでも取り上げられない隠された大問題、もー大きすぎて世の中の偉い人達も報道規制くらいしかできることが思いつかないのかもしれませんね。
「表に出て大問題になる前にわしゃ死んどるじゃろう…勝ち逃げ勝ち逃げ」
ベンゾインフォジャパンさんのこのページの前半部分、わたしもなんとなくそーかもって感じです
※ みなさん、減薬手法はアシュトンマニュアルを読んで基礎知識をつけたのち、米国NPO団体BICのメディカルボード医師達監修のもとに作られたベンゾジアゼピンテーパリング戦略とソリューションを参考にしてください。
それと、専門医を探そうとしている方はベンゾ専門医の見つけ方:ベンゾ断薬10のヒントを読んでみてください。自称”専門家”や"カウンセラー”が減薬バブルに乗って乱立してきてるのですぐに飛びつかないように!!
『ベンゾの減薬は年単位で』
『ベンゾ依存は依存(addiction)ではなく薬剤性神経障害(injury)』
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