ベンゾバディで、こんどは眼瞼痙攣(eyelid spasm)で検索してみたよニコニコ

 

線維筋痛症ほどまとまったスレッドはなかった。でもあちこち、筋肉の痛みとか他の症状のことと合わせて書き込まれてるのが多い。他症状に比べればまだ我慢できるってことかな? それに眼瞼痙攣こそ症状で線維筋痛症や慢性疲労症候群のように病名でないものね。

 

 

その中で眼瞼痙攣がかなり重症に感じてるスレッドを紹介しますぐすん

 

 

瞼が左右にゆっくり、痙攣しながら動きます

1月15日, 2018年投稿

 

「私の右まぶたは6週間左右にゆっくり動きつづけています。ある意味、ずっと一定の痙攣状態にある、と言えそうです。耳には非常に不快な症状があり、右まぶたの方を向いているわけですが、たぶんこれが右まぶたをひっぱって、まぶたをはみ出そうとするかのようにこの症状を引き起こしているように感じます。私が目をしっかり開いているとき、それは止まります、しかしいったんまばたきすると、左右への移動が再開します。

 

これが離脱症状だと納得するのは難しい。あまりにも奇妙で永続的で容赦のない症状すぎます。顔の症状は非常に激しく、圧倒的に右側ばかりにあります。いくらなんでも奇妙すぎます。」

 

Ajusta 

「私の場合は、体全体です。カラダ全体が左右に永続的に左右に引っ張られます。気が狂いそうです。」

marqueemoon 

「助けてください。わたしも同じ症状です。さらにドライアイになって目が痛いです。もう2か月間ずっとです。」

 

 

 

若倉先生が論文で、眼瞼痙攣の39%はベンゾ由来だとしてるのはご存知ですね?

Diagnosis of Blepharospasm and Cerebral Functional Alteration of Blepharospasm

Abstract

眼瞼痙攣は,眼輪筋の間欠性または持続性の不随意な過度の収縮により開瞼困難をきたす疾患である.局所性ジストニアの一型であり,病因についてはまだ解明されていないが,脳の機能的異常が原因と考えられている.眼瞼痙攣患者の自覚症状の訴えは,「まぶしい」,「眼を開けていられない」など多様で,特に初期では眼輪筋の異常収縮がみられないことも多い.眼瞼痙攣と鑑別を要する疾患として,ドライアイ,眼瞼ミオキミア,片側顔面痙攣,開瞼失行症などが挙げられるが,これらの疾患は眼瞼痙攣に合併することもある.診断は,問診,視診,既往歴などから総合的に判断するが,特に明らかな眼輪筋の異常収縮がみられない症例に対しては,速瞬,軽瞬,強瞬などの誘発試験を用いると有用である.また,薬剤性眼瞼痙攣も存在するためベンゾジアゼピン系薬などの服薬歴の聴取も必要である.ポジトロン断層法と<sup>18</sup>F-フルオロデオキシグルコースを用いて本態性眼瞼痙攣患者21例,薬剤(ベンゾジアゼピン系)性眼瞼痙攣患者21例,ベンゾジアゼピン系薬を使用している健常人24例の脳糖代謝を測定した.本態性および薬剤性眼瞼痙攣群では,健常群63例と比較して両側視床の糖代謝亢進がみられ,薬剤使用健常人においても視床の糖代謝亢進がみられた.眼瞼痙攣では,基底核-視床-大脳皮質回路の賦活化によって視床の糖代謝亢進がおこっており,それが病因の一つになっていると推測した.

 

 

※ みなさん、減薬手法はアシュトンマニュアルを読んで基礎知識をつけたのち、米国NPO団体BICのメディカルボード医師達監修のもとに作られたベンゾジアゼピンテーパリング戦略とソリューションを参考にしてください。

『ベンゾの減薬は年単位で』

『ベンゾ依存は依存(addiction)ではなく薬剤性神経障害(injury)』

 

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