前回まではベンゾバディで線維筋痛症とベンゾの関連性について一番ながく濃く議論されているスレッドを紹介しました。全部で28ページ
ヒー
今回はベンゾ由来で線維筋痛症になった実体験のケース。
去年の秋、紹介しているけど、このテーマの場合は必ず最後にこの記事を持ってくるようにしています。
なにせ貴重な実体験だから
断りなく紹介させていただいております。お許しください。
(本文より抜粋)
医師:「ベンゾではよくある事ですし色んな痛みが出たりします。
あってはいけない事ですが、実際かなりの数の人たちが線維筋痛症と診断をされている可能性があると思っています。
例えば他の病名がついてしまっている場合もあるし、慢性疲労症候群の中にはベンゾからの害が疑われている場合もあります。非常にやっかいな薬で色んな症状が出る事があるのでほんと扱いにくい薬なんですよね。」
この女性がラッキーだったのは、
- ベンゾの離脱症状が服薬開始してからかなり早く出た。つまり急性離脱症状だったこと。
- なので、ベンゾを処方されたことで「これは違う!」と気づけたこと。
本文より~):
痛みが顔、足、腰・・・全身に広がっていく。
時々電気が走ったようにもなる・・・・
鉄の板が体中に入っているような感覚
彼女は生きてきた中で経験した痛みの質とは全く異次元のものだと、感覚として理解できた。
赤字にしたところ、多くの線維筋痛症の方が経験しているのではないでしょうか。
わたしも急減薬で離脱症状最凶だった時に鉄の板が首~背中に入っているようなガッチガチな感覚がありました。
さらに人それぞれ、何年も服用し続けてゆっくり発症するヒトもいるだろうし、症状も徐々に軽症から重症になっていく場合もあるだろうし…。さらに神経は体中にあるからどの部分がどのように発症するか予測できない。腸にくると過敏性腸症候群、目にくると眼精疲労、瞼痙攣、そしてめまいや耳鳴り、頭痛。器質的な異常がないのでいくら調べても異常がなく、「心因性でしょう。精神科へ行ってください」。
証拠:神経が通っていない箇所、
爪、髪の毛、眉毛、ワ…わき毛
痛かったことないでしょう
このブログの女性は切羽詰まってたのもあって急減薬したから今でも後遺症が多少残ってるみたい。
なのでここにご本人が述べてるように、ゆっくり減薬を勧めています。
この女性の最新記事(2018年5月)より抜粋:
「あなたに起きてるその痛み・・その症状。
本当に病気からなのか。
医者に言いくるめられていないか・・。
手遅れになる前に、気が付いて欲しいです。」
※ みなさん、減薬手法はアシュトンマニュアルを読んで基礎知識をつけたのち、米国NPO団体BICのメディカルボード医師達監修のもとに作られたベンゾジアゼピンテーパリング戦略とソリューションを参考にしてください。
『ベンゾの減薬は年単位で』
『ベンゾ依存は依存(addiction)ではなく薬剤性神経障害(injury)』
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