2ページ目ウインク 

 

 

わたしのサクセスストーリー、イエイ!(18ヶ月間の地獄からの生還)

 

後編:

「2015年6月頃、私はまだ大変苦しんでいました。私の不安のレベルが収まる気配はありませんでした。

新しい主治医は彼なりのアイデアを出してきました。パキシルを再服薬してベンゾ離脱の症状と相殺してみようと言うのです(はい、それは馬鹿げたアイデアと思いますよ)

彼はパキシル離脱の方がクロナゼパム離脱より簡単だと言いました。わたしはそれはもう必死だったので、あえてそのアイデアを試すことにしたのです。そして2015年6月から秋までにパキシル服用を60mgまで上げました(ええ、それはもう高用量ですとも)。

2016年1月からはパキシルを漸減させていき、そして7月頃には耳鳴りを残して症状のほとんどがなくなりました。不安なし、頭痛なし、恐怖感なし。95%回復したと思います。ベンゾや抗うつ剤を飲む前の生活に、わたしから人生を奪った精神医療に立ち入るまえの人生に完全に戻りました(ほんとうに彼らは私の人生を奪ったと信じています。特にクロナゼパム断薬から1年半の間の人生はめちゃくちゃにされました)。

 8月に私は就職面接を受け9月までに私は家族とコネチカット州からフロリダ州に移住し、南マイアミで新しい仕事を始めました。

今では、自分で入れたコーヒーをたしなみ、ラジオを大音量で楽しみ、ほんの1年前にぜんぜんできなかったことができています。別にナーバスにもならずに交通渋滞を抜け仕事場に行き、息子をコーチしたりゴルフを楽しんだり・・・ベンゾ離脱中にはもう二度と人生でできないと思っていたことが、いまできている。

こんなに復活できたのがパキシル再服薬とその漸減のおかげかは正直わかりません。みなさんご存知のように人それぞれなので。

 

ここにいま苦しんでいる方々にお役に立てるかもしれない心得をあげておきます。

 

1)“回復します。希望があります。かならず良くなります!” 諦めないでください。希望にしがみつき今感じている苦しみは永久には続きません。症状は一時的なものです。今日苦しむたびに、苦しみの日は1日づつ減っていきます。苦しみは過去になり希望が未来にあります。“回復”は未来に、今日感じられないかもしれませんが、かならずやってきます。

 

2)ゆっくり、ゆっくりとテーパリングしていってください。そしてベンゾにはけして戻らないように。私の場合はパキシルの再服薬とその漸減がうまく効果ありました。でも、この先二度と精神薬は服用しないでしょう。一気断薬した人はとても長くかかるでしょうが、きっと回復します。

 

3)医者を完全に信用しないように。多くのドクターが献身的で素晴らしい仕事をしていますが、 あなた自身も常に研究対象になってます。身体的な問題(私自身に2004年に始まっためまいのような)のために精神薬が必要だとは盲信しないで。医者に頼り切るのでなく、自分で調べることも必要だとわかるのにわたしは10年要した。

 

4)95%回復しましたが、まだ耳鳴りと足のつり、たまに頭痛があります。10年も精神薬を飲んでいたから仕方ありません。夜は睡眠をとり、食事をきちんととり、最低限の運動をかかさない。そんな生活をしています。わたしはこの経験が自分を変えたことを自覚しています。この悪夢をいま経験している人を助けたい、切に思っています。

 

5)わたしはこの試練の中でずいぶん信仰に頼りました。誰もがわたしのような信仰心をもっているとは限りませんが、わたしのやってきたことが神の手の枠からはみ出していないことが常に心地よいのです。

 

6)わたしが好んでしていたことに雑誌の保管があります。読んだり書いたりすることはわたしには困難の中でとても役に立ちました。わたしはブレインフォグの症状もあったので、正直半分以上覚えていません。実際、苦しんでいた症状の半分は覚えていません。

 

7)離脱のあいだ、ずっと仕事をしていました。妻と3歳の息子がいたので他に選択肢がなかったのです。無理やり朝起きて仕事に行きました。これは誰にも可能なことではありません。わたしには他に選択肢がなかっただけです。ほうんとうに1日中ベッドに横になっていたかった。そうすれば回復はもっと早かったかもしれません。仕事のストレスは“悪影響”です。

 

最後に、苦しんでいる方々もういちど言いたい。“あなたは回復します!” これらの希望の言葉を読んだら、毎日、毎時間、毎分ここに戻ってきてください。この地獄を経験した人たちの希望の言葉を読んで、わたしは本当に救いになりました。Benzo Buddiesに来て成功のストーリーを読むことは回復への道でした。ときには厳しい投稿も見て嫌な気分にもなるでしょう。でも知っておいてほしい。希望があります!良くなります。ある日あなたは再び音楽を聴くのを楽しむでしょう。コーヒーとワインを楽しむでしょう。窓をあけ、顔にそよ風を感じ、胸いっぱいに叫びます。“わたしは自由だ!帰ってきた!”

そしてあなたは決して振り返らないでしょう」

 

 

この人は抗うつ剤とベンゾと、両方の離脱を経験した稀有(字あってる笑はてなマーク)な人だよ。

どちらも厳しいけど、はっきりこう言ってる。

 

「特にクロナゼパム断薬から1年半の間の人生はめちゃくちゃにされました」

 

パキシルもかなり厳しいみたいだけど、ベンゾ離脱のほうが超絶厳しいってことだよね。

 

 

 

どくしゃになってね!