ベンゾバディの最新情報カテゴリから、ドクターもベンゾの被害者(時には自死につながる)というトピックで紹介されていた、ドクターが書いた記事。

 

 

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なぜ“優秀な”医者が自死を選ぶのか ③

2018年8月24日投稿:by パメラ・ウィブル医師

 

 


しかし、専門医ごとの医師数を考慮して計算すると、麻酔医は他の医師よりも自殺で死亡する確率は2倍高くなります。外科医は第2位であり、そして、救急医師、産科医/婦人科医、精神科医です。

 

Anesth:麻酔科医, Surg : 外科医, EM: ER, OB/Gyn: 産科医/婦人科医

 

 

男性自殺者4人に対し女性自殺者は1人。

自殺方法は専門、地域、性別によって異なります。女医は薬のオーバードーズをよく使います。

男性は、米国の場合ピストル自殺か飛び降りで、インドの場合天井のファンを使用しての首吊りです。

男性の麻酔医はすべての医師の中で最もリスクが高く、ほとんどの場合オーバードーズです。

たいてい病院のコールルームで多くが死亡しています。

 

 

わたしの登録簿にあるドクターの自殺者リストは、6年の間に(2012年〜2018年)ご家族、故人と既知の仲であったご友人、同僚から提出されたものです。

それと、非公式のホットラインで何千人もの医師と話しました。それとあわせて分析すると、意外なテーマが見つかりました。

 

 

大衆意識としては医者というのは成功者であり頭がよく経済的に豊かで一般的な生活問題には縁がない、と思われていることでしょう。患者からしてみれば医者が最も自殺率の高い職業とは思えないでしょう。

 

 

さらに困惑するのは、“優秀で幸せそうな(アム訳注:'happy')”ドクターが自殺をする、ということです。

彼らは明るく、楽観的で自信満々に見える人々です。

ディズニーランドからちょうど戻ってきてすぐ、ファミリークルーズのチケットを買ったその後、手術に成功しチームに“よくやった!”とサムアップしたグッすぐ後。それらのほんの数時間後、彼らは自分の頭をピストルで撃ち抜くのでした。

 

 

医者とは、変容と切り分けの達人なのです。

 

 

 

自らも幸せで、特に他の人を幸せにする日々を過ごしている人たちは、自分の絶望を隠すのでしょう。 1858年の心理医学マニュアルから以下の抜粋を読むと、自殺で失った多くの素晴らしい医師達のことを思い出させます:

 

フランスの有名な俳優カルリニは、深い憂鬱を抱えていてとある無名の医師に相談に行きました。医師はイタリアンコメディを彼に勧めました。“というのも”、医師は言いました。“カルリニ、君の鬱は根深い。カルリニという人格そのものを取り除かなければ”。“なるほど!”。カルリニは叫びました。“たしかにあなたに診察に来たのは私、カルリニでした。”“わたしがパリを笑いで満たせば満たすほど、わたしは憂鬱と悲しみの犠牲になるはずということか。それもそうですね”

 

 

 

 

つづく

 

 

 

 

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『ベンゾの減薬は年単位で』