梅雨前の益子を堪能 & コースも文章も「美」&「漆の実のみのる国(上)」 | KISHO director's blog

KISHO director's blog

人生のほとんどを広告マンとしての「食」に特化して考えてきた。愛食家として、これからは新しい観点で日本の「食」を考えていきたい。
もう一つ、人生とクラブライフ「ゴルフ」だ、太平洋クラブと富士カントリークラブの日常、箱根御殿場ライフを綴る。

 
5月の猛暑に負けずにオレンジ色まっしぐら、鬼百合がさらに色を増して咲き誇り中・・・まだ咲きますが蕾もたっぷり。

30℃越では少しだけ雨が欲しい、金曜日が恵みの雨に・・・カラスも燃えるような鮮やかさで近ずきません。

手術前の好天の益子、記憶は薄いがゴルフ美は分かる・・・これからは月に1~2度はチャレンジ、美も追及してみたい。
 
            ・・・・・
 
久しぶりに藤沢周平、精緻で綺麗な文章に引き込まれます・・・サッと読むというよりも、一字一句ハートで感動したい。

藤沢周平が最後に書き上げた米沢藩と上杉鷹山とは。バブル経済崩壊後の不況下、改革・再建に名を借りた企業のリストラが進んだ。鷹山はその先達として、もてはやされブームとなった。

そんな風潮が続く中、鷹山伝説の真実を明らかにすべく、著したのが本作である。「天よ、いつまでわれらをくるしめるつもりですか」そこには、鷹山と執政たちの無私の心と苦悩があった。
 
宇都宮も雨模様、それでも海気候に影響されず少しおとなしい降り・・・微かに霧雨の如くだが、名作と云われる益子コースをのんびりと堪能します。
 
鬼百合が今の雨前絶世。
益子美を愉しむラウンド。