秋のこの頃は、朝早くから寝る前までリビングにいればjazzを堪能・・・TVと照明が普段生活を変えてくれている。
読書も捗って、日本の良き文化を堪能中の秋・・・谷崎潤一郎に戻っての「蓼食う虫」どうでもいい話を作品に仕上げる、これこそ巨匠。
性的不調和が原因で夫婦了解のもとに妻は新しい恋人と交際し、夫は売笑婦のもとに行きながら”蓼喰う虫も好きずき”の諦念に達して、互いにいたわりあいつつ別れる時期を待つ――。
耽美的、悪魔的とまでいわれた従来の作品傾向から一転し、日本的女性美や趣味生活に目を向けはじめた時期の特異作。発表当時「海草が妖しく交錯する海底の世界を覗く思い」と評された。
TVを15年ぶりに買い替えて、その機能にドギマギしながらポチポチ・・・今時風に生活が進化?、でも感動する「対象」は懐かしい事ばかりの矛盾とは。
時代遅れを取り返し中、
気持ちAtrainでゴルフ。
