朝~寝るまでjazzTV & 15年分の時間取戻し中 &「蓼喰う虫」 | KISHO director's blog

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人生のほとんどを広告マンとしての「食」に特化して考えてきた。愛食家として、これからは新しい観点で日本の「食」を考えていきたい。
もう一つ、人生とクラブライフ「ゴルフ」だ、太平洋クラブと富士カントリークラブの日常、箱根御殿場ライフを綴る。

 
秋のこの頃は、朝早くから寝る前までリビングにいればjazzを堪能・・・TVと照明が普段生活を変えてくれている。

読書も捗って、日本の良き文化を堪能中の秋・・・谷崎潤一郎に戻っての「蓼食う虫」どうでもいい話を作品に仕上げる、これこそ巨匠。

性的不調和が原因で夫婦了解のもとに妻は新しい恋人と交際し、夫は売笑婦のもとに行きながら”蓼喰う虫も好きずき”の諦念に達して、互いにいたわりあいつつ別れる時期を待つ――。
 
耽美的、悪魔的とまでいわれた従来の作品傾向から一転し、日本的女性美や趣味生活に目を向けはじめた時期の特異作。発表当時「海草が妖しく交錯する海底の世界を覗く思い」と評された。
 
TVを15年ぶりに買い替えて、その機能にドギマギしながらポチポチ・・・今時風に生活が進化?、でも感動する「対象」は懐かしい事ばかりの矛盾とは。
 
時代遅れを取り返し中、
気持ちAtrainでゴルフ。