見える安心安全 & モヤシが主役の迷タンメン &「麻布 和たま」 | KISHO director's blog

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人生のほとんどを広告マンとしての「食」に特化して考えてきた。愛食家として、これからは新しい観点で日本の「食」を考えていきたい。
もう一つ、人生とクラブライフ「ゴルフ」だ、太平洋クラブと富士カントリークラブの日常、箱根御殿場ライフを綴る。

 

麻布十番も地元最悪の十番祭りを終えて9月を迎えることに、やっと地元の本祭りが始まるという時だ、シットリと落ち着いた地元のための祭り・・・秋の祭りはこうでなくっちゃ。

秋雨に濡れて明らかに人手が少なくなった・・・9月を迎えるということを実感できる秋だ、なんとなく長袖ばかりで季節感を失ってしまう。

メイン通りと雑式通りの交差する点に「和たま」・・・甘味処だと思っていたが、よーく眺めると「おやGの呑み処」だと。

昼から飲むことはここ最近はしないが、売りは昭和のタンメンと聞いた・・・であれば一度だけはと傘を差しながら入ってみた。

タップリな野菜に白湯イメージはあったが、モヤシがタップリで白湯であった・・・モヤシがすっかり増量剤になっているのが少し悲しいが、厳しい商戦を勝ち抜くにはモヤシはお手頃中華にはうってつけの食材なのだろう。

 

麺は普通の中華麺と比べて透明感が若干あって、ゴムのように弾力が歯応えを拵えている・・・美味しい不味いは置いといて、850円であればこの程度であろう、少しだけ地元を贔屓してしまう。

 

ラーメン屋はこの麻布十番でも数あるがどうしても入る勇気を起こさせないが、この手のタンメンであれば、どう手を変えても作るまでの過程は目に見えてわかってしまう・・・それが安心するのか入る動機にもつながっている。外での食は安全が見えることが一番だ。

 

豊洲市場問題で感じる食の安心安全性。

店や食材以外に心配事が起きるとは。