麻布十番「名無しの魚屋」& 料亭でも負け & スーパーは尻尾を巻く | KISHO director's blog

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人生のほとんどを広告マンとしての「食」に特化して考えてきた。愛食家として、これからは新しい観点で日本の「食」を考えていきたい。
もう一つ、人生とクラブライフ「ゴルフ」だ、太平洋クラブと富士カントリークラブの日常、箱根御殿場ライフを綴る。


麻布十番の雑式通り、パティオと善福寺の真ん中あたりの駐車場に、毎水曜日を除いて出現する魚屋がある・・・この名もない魚屋が凄い、まるで築地が引っ越してきたみたいなんです。

空いた駐車場に車が入りそのまんま営業、壁際にはボックスが並び看板商品が並んでいる・・・これが近隣のスーパなどではお目にかかれない名魚で品数が豊富とくる。

通りから目立つボックスにはイセエビに季節のワタリガニ、さらには人気の毛ガニがいい重さと形で本日の目玉をしている。

つられて中を覗くと、車の陳列台にはお見事と言わせるくらいの魚群が・・・一見してこの界隈での勝負は決まりのこんこんちき。

アサリとハマグリが織り交ぜて水槽状に入れられてあるが、高級品までゴッチャッといらっしゃるのはビックリ・・・テーブルに椅子、包丁と箸があればこの場が宴会場になりそうです。

鱸まであと一年くらいと思うフッコが一匹そのまんま、高級魚類が所狭しと並んでいる・・・タラコなどもスーパー店頭にある着色ものとは全く違う、麻布界隈の下町の「名無しの魚屋」これからますます贔屓にさせてもらいます。

麻布十番のスーパーの代表格はピーコックにダイエー、さらには少し高級ななにわ屋、成城石井はコンビニとしての認識で買うものはなしで論外・・・確かに少しは値が張っているが明らかに違う鮮度と品質、本物の魚屋を見た感じだ。

明日はこの名魚で「MYレシピ」です。
さて何を買ったか・・・お楽しみに。