氷柱が伸びた & 露天風呂三昧 & 温泉は源泉かけ流しだネ | KISHO director's blog

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人生のほとんどを広告マンとしての「食」に特化して考えてきた。愛食家として、これからは新しい観点で日本の「食」を考えていきたい。
もう一つ、人生とクラブライフ「ゴルフ」だ、太平洋クラブと富士カントリークラブの日常、箱根御殿場ライフを綴る。


栃木の那須高原とはいえ名旅館の部屋の中、露天風呂以外にはどこもホッカホッカ・・・・前日の到着時には一本がツララっていたのですが、朝起きて障子を開ければこの具合です。遠くには筑波連山を見渡してパノラマは絶景・・・・清々しい那須の朝ですね。

当然と朝の食事の前には露天に浸かりしばしの読書・・・・そして、朝の食事は質素ではあるが心のこもったものに。

玉手箱を開ければ五品の小料理が、これだけで真っ白なご飯があれば十分ではあるが山の料理の工夫が潜んでいます。

大好きな茶碗蒸しが熱々で登場、問題の三つ葉はのっていませんでした・・・・中身はなんと吉野の梅が一個、このスッパ味が濃いめの玉子には合うんですね。


このチョッとだけピンクかかった身はカジキマグロ・・・・私は焼きで頂きました、その他には蒸し豆腐もあるのですが、山で食べる魚料理に興味が津々となった次第。

朝ごはんを終えての再度の露天風呂・・・・読書もガッツリ&たっぷりと楽しめました。この日持参した一冊は山本一力本・・・・雪の那須ではあるが江戸の情緒もの見事に読み終えました。

帰り時間のギリギリまで露天三昧・・・・お帰りはマイクロで那須塩原駅まで送って頂きます・・・・大女将と昨日の部屋食の仲居さんの恒例のお見送り、日本旅館のいい慣習っていうのでしょうか。


往復とも新幹線でのお出迎え付き、こんな楽ちんの旅行はそうはない・・・・ブラッと家を出て2時間以内には露天に浸かれるのですから。


那須の御用邸にほど近く昭和天皇も来館された名旅館、源泉かけ流しのお風呂はお湯が溢れ贅沢に旅情を楽しませてくれた・・・・久々に和の旅館の趣、日本の風情ここにありですね。


なによりも運転がないことの幸せを感じた。

露天風呂で読書・・・・これこそ旅の極みだ。