東京に焼肉の名所は数あれど、麻布十番は韓国大使館もあり焼肉という事に関しては極まっている。叙々苑や三幸園という高級店や、鳳仙花というユニークな物まで料理の裾野も広い。
とは言え、店選びも目が移り上肉を頂けるとなると少なくなってくる・・・・この「七輪や」殆んどが近隣在住者御用達の店。
まずは本物で発酵の「白菜キムチ」・・・・スーパーやコンビニで売っている物は、これを食べたら二度と手が出なくなる。量こそ少ないが４００円です・・・・この手の量でいいのです。
「六方焼き」この店のベストセラー、このブロックを焼くところが焼肉の美味しさを感じられる。薄切りになっていると肉質の深みを感じられないのだ、ミディアムレアで行けるところがユニーク・・・・ワサビを載せて頂く。
「サンチュ」・・・・野菜類もしっかり取ることで自分ながらバランスを図っている様な・・・・でも殆んど相方が。
「ゲタカルビ」・・・・下駄の様にカットされているのか、ネーミングの言われは分からないが美味いのです。キューブ型のカットされたカルビがこの店のタレと絡まってイケるのです。
肉を変わり番こに、取り過ぎを注意しながら少量でも満足がイケる様に美味しさを噛みしめる。肉は二人で二人前まで・・・・に我慢です。
仕上げは「ユッケジャン」・・・・普段はユッケジャンスープなのだが、酒の量を落としているのでお腹をご飯物で一杯に。
イタリアンの人気店「ピッコログランデ」のすぐ近く、裸足で靴を履いているジジイの良く来る店だが・・・・この界隈を闊歩している。
麻布十番には焼き肉屋が数あれど、色々な意味で満足がいく店は少ない・・・・この店の気に行っているのは写真は無いが「虎マッコリ」・・・・これはどのクラスのマッコリだか分からないが美味いのだ。
最近流行りのマッコリ、ファンは是非に経験することをお勧めする・・・・甘さが全くない濁り酒、日曜日にゴルフを一緒したピノさん・・・・麻布十番でという答えにはこの店をお勧めします。
メインストリートの名店と比べたら、いかにも貧相で今時の居酒屋の様だが・・・・この手が観光客を排除している様でもある。麻布十番に着てこんな店という感じだが、どっこい東京のド田舎・麻布十番はこの手が美味いのだ。
客席を振り返って会話は・・・・いかにも御近所。
肉のブロックの美味しさを知る人の店。