おでん「岩金」浅草 & そっぽを向く女将の味 & 香港からブログ更新 | KISHO director's blog

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人生のほとんどを広告マンとしての「食」に特化して考えてきた。愛食家として、これからは新しい観点で日本の「食」を考えていきたい。
もう一つ、人生とクラブライフ「ゴルフ」だ、太平洋クラブと富士カントリークラブの日常、箱根御殿場ライフを綴る。

昨日遅くに香港に入りました。まだ、10度以上ある香港、浅草おでん情報を香港から更新、いいかもしれない・・・・。


スーパーグルメのT氏と浅草雷門で待ち合わせ・・・・新年初頭の浅草寺初詣で参り漏れ、最詣でというところ。まずは、一杯と雷門裏の「大桝」で126(どぶろく)に有りつく。濁りで軽くお腹にジャブを当てて、隣の「ひょうたんや」へ、しかし大満員。

仲見世を挟んで反対側の・・・・「岩金」。
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御当地ビールのアサヒのスーパードライ大瓶で歓待される。最近当たり前の様にと言うか、出会う回数の増えた「温泉卵」・・・飲む前の肝臓擁護か、ありがたいやら、嬉しいやら。
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おでんの季節・・・・誰でもほっとする美味しさと温かさ、身も心も暖かくなるのだ。変わり番こにおでん鍋に寄って行って・・・・最初は大根・マグロの練・昆布。色は濃いいが、旨味のたっぷりと詰まったお出汁。
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おでんと同時に登場したのが「衣担ぎ」湯がき立てで・・・・湯気湯気。パラッとした塩が見るだけで、喉が鳴る。当然の如く・・・・「これも頂戴」
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ちくわぶ・竹輪・つみれと、食べるペースは増すばかり。手酌の燗酒に自動的に移り、無邪気にパクついて行くというのが似合い。
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この店「岩金」おでんも流石だが、上の石川芋同様に、その他の料理も結構いけます。このウナギの串・・・・まさか中国産という事はないでしょうけど、かなり美味いのです。一人一本づつ、たっぷりと山椒をかけて仲良く分けて頂きました。
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最後が厚揚げと糸こんにゃく。納得のおつゆは色黒の関東系だが、味は至って関西の様な昆布とカツオのコラボレーション・・・・滋味で深い味。
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醤油と調味料、更にはテンコ盛りの砂糖の「お多幸」のおでんと、どうしても比べてしまうが、サッパリとした分こちらが勝ち。かなり安心して食べられる。


しかし、何処の店にも問題が有る、それはお客様を全く構ってくれない事。女将一人でやっているのは、納得の浅草風・・・・しかし、女友達が来ているせいか、商売に全く身が入っていない。浅草素人に見られたのかもしれないが、馴染みになるまでは時間がかかりそう。


話好きなT氏と私にとっては、チョッとだけ物足りない感じ・・・・・未だ未だ、ジジイの貫録という物が身についていない、浅草の男としては再磨きをかけることにする。


浅草の雷門辺りで・・・・男を磨く

雷門の真っ赤な提灯が・・・・笑って見えた。