キラー通りも街路樹の公孫樹達が少しずつ色付いてきた。そんな通りをベルコモから千駄ヶ谷方向に歩くと神宮前3丁目の交差点。「喜喜」の餃子は相変わらず一日限定10食で、満月の日は安く提供しお店が餃子を楽しんでいるようだ。
中華だか東南アジアのエスニックなのか店の造りもどこか分からないところがあるが、料理はなぜか確りした個性を持っていて何処にも無いユニークな味を出している。
満月の日にお邪魔をしました。この日は特別に餃子が500円?かな。
私の命名「ペイズリー餃子」そのように見えませんでしょうか。餃子の焼き皮サイドには今流行の羽も付いています。差し詰め羽付きペイズリーでしょうか。
この餃子を醤油やラー油や酢で食べさせるのではなく、この店の独特のタレガ用意されているのです。鉄鍋でコンガリ焼けた様は過ぎた中秋の名残を持って「満月」と名付けた次第だそうです。
過ぎ去った夏の名残か秋茄子か?茄子の煮びたしまであるエスニック。しかし、どこかでは中華の技術が活かされて料理を創造している。
餃子が出来てからはいつ行ってもお客様が居て楽しいと言うか五月蝿いぐらいの店の雰囲気になってきている。最も餃子という食べ物はそんな団欒を作る中国東北地区の食べ物で、戦後持ち帰ってきて焼きにした日本人の知恵には敬服する次第である。
これからの季節、水餃子にしてもまず間違いなく美味しいはず。寒い季節にキラー通りの名物となっていただきたい。
「青菜」の炒め物。何の変哲も無い素材であるが口に入れただけでこれを頼んでよかったと言わせている。
生姜の隠れた味のバックアップが歴然とした中華の基本。そのくせエスニックしているこの個性は何処でも出来るものではない、新しい中華の産声を聞いているようだ。
青菜は細かく刻まず一本を整列させるところが粋なのです。
ダイエット要素を持った中華麺かも・・・・・・・・?
「肉そば」チョッとだけ米粉のような麺の腰であるが中華麺。香菜と絡ませながらのサッパリ味で頂と一日の仕上げという感じ。どこぞのラーメンチェーンの化学調味料たっぷりの丼麺と違い「品格のある麺」といえるかもしれない。この通りは変な中華料理屋がある。外苑西通りというキラー通りであるが霞町の北海園・長江・シャンウェイ・福蘭と名店と肩を並べることになる。
最近、すっかりイタリアンとか暑さを逃れての紹介が多かったが、これからは汗の出るような中華をも紹介の数を増やしていきましょう。浅草辺りの鍋も行けますし、チョッと変わった白雪鍋も案内します。
ヨットのキャビンの中で食べる品格ある「桃太郎闇鍋」も横浜ベイサイドマリーナからご案内します。
ご期待ください。