スーパー一座の師走歌舞伎の傑作である並木五瓶作「けいせい黄金鯱」を
来年初春に尾上菊五郎劇団が国立劇場で公演することを知り驚いている。

本当に驚き興奮しています。嬉しいのかどうか自分でも判りませんが。
僕が先般、名古屋城公演をされる中村勘三郎丈に宛てた手紙で、是非上演
をと懇願した作品「けいせい黄金鱐」を、まさか菊五郎劇団が出される
とは。この作品は、この師走に30年間の幕を閉じた名古屋の歌舞伎一座
スーパー一座が、芝居小屋で客を沸かせた傑作。僕はその公演で音響操作
を担当し、稽古から全公演を観ました。面白い舞台です。どなたが出さ
れるのが良いのかはさておき、国立劇場の舞台機構をフルに活用して、
目まぐるしいくらいのスペクタクル歌舞伎を見物に披露して欲しいです☆

☆僕が中村勘三郎丈に宛てた手紙はこちら☆
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=999972336&owner_id=18802960

国立劇場大劇場 初春歌舞伎公演
公演期間 2010年1月3日(火)~1月27日(水)
休演日   2010年1月14日(木)
開演時間 12時
※15日(金)、22日(金)は4時開演

並木五瓶=作「けいせい黄金鱐」より
尾上菊五郎=監修
国立劇場文芸課=補綴
通し狂言
旭輝黄金鯱(あさひにかがやくきんのしゃちほこ)四幕六場
尾上菊五郎大凧宙乗りにて黄金の鯱盗り相勤め申し候
国立劇場美術係=美術

序 幕(京)  宇治茶園茶摘みの場
        宇治街道の場
二幕目(尾張) 那古野城内大書院の場
        同 天守閣屋根上の場
三幕目(美濃) 笠縫里柿木金助隠家の場
大 詰(武蔵) 隅田川の場


(出演)
尾 上 菊 五 郎
中 村 時  蔵
尾 上 菊 之 助
尾 上 松  緑
坂 東 彦 三 郎 ほか

☆国立劇場ホームページ☆
http://www.ntj.jac.go.jp/performance/2841.html

広報協力:名古屋開府400年記念事業実行委員会だってさ。
こういう公演は御園座でやらなくちゃ、名古屋歌舞伎の名が泣きますよぅ☆

けいせい黄金鯱は多くの人に知ってもらいたい面白い歌舞伎なのです☆


ありがとうございます。「鳴神」の思い出ですが、以前に尾上菊之助丈が
新之助時代の市川海老蔵さんを相手に雲の絶間姫を演じた時、演舞場の
最前列で僕の隣で観ていたキャバ嬢らしき風貌の女性ふたりが感心して
「この人、うまくね?…騙すのが」と漏らしていたのが耳に入りました。

それもさておき、僕は菊之助丈に「けいせい黄金鯱」を名古屋は御園座の
陽春花形歌舞伎で上演して欲しいと心から願うようになりました本気で。
本日昼公演のあと、明日は原智彦さん一座のハポン劇場「草枕」の千秋楽だ。

千秋楽は芝居など興行の最後の日。「千秋楽」という記述では「秋」に「火」と
いう字が入っており、劇場での「火」は御法度のため忌み嫌い、代わりに「亀」
にして「穐」という字を使うことが多いが、この芝居には「火」が相応しい。

一歩足を踏み入れる濃密な舞台空間は、幕が閉じた後には、観た者だけの
秘密にしたくなり、すっかり炎で焼き尽くしたくなる様な親密性に溢れる。

誰にも言っちゃダメだよと、そっと耳打ちする様に、勧めたくなる芝居だ。

もしかしたら本日は立ち見なら観られるのかもしれない。幕が開く昼間は
僕は歯科医でがんじがらめにされドリルで責め立てられるので行かれない。

原智彦さんの身体が美しく形をつくる。登場する寝そべる姿から暗転する
寝入るさままで、一切の無駄をそぎ落としたような端正な躍動に、魅入る。

衝撃は旅籠の女将を演じた伊達みづめ丈。台詞が麗しく、例えは無礼かも
しれぬが、元・文学座の二宮さよ子さんや文学座の平淑恵さんが歌舞伎を
演ったら似る感じかもと思う台詞まわしで、もはや声の楽器として琴線を
グリッサンドされるような刺激を受けた。単純に言うと、君の声が好きだ。

彼女はスーパー一座の座員だったとかで、僕が師走歌舞伎を見始めたのが
16~18年前なので、彼女の舞台姿に間に合わなかったのが悔やまれたが、
劇評のブログを覗くうち、あの一座の役者さんだと知り、嬉しくなった。

漱石役の西島一洋さんは、重厚かつ温かみのある台詞で、例えるなら昨夜
に聴いたクラリネットのような感じの音色だ。夏目漱石らしいと思った。

荒くれ男を演ると日本一である野畑幸治さんの迫力が凄かった。ダブル
キャストの運のことだが、彼が演じる馬子を見られなかったのが残念だ。

鶏として存在した女性ふたりが良かった。帰りにイオンで焼き鳥を食べた☆


いえいえ、明日が千秋楽という文にしていますよ。書き出しの題材として
「千秋楽」を使ったので、紛らわしくなりましたが。様子から察するに明日
に観に出かけるようですね。日記に書かれるのを楽しみにしております☆

馬の軽やかなステップは、重い道具をいかに重くなく軽々と軽快に操るの
が必須なのでしょうから、かなりの御苦労と察します。さらに脇山さんで
すが、ほどよく「ベリベリ」した台詞まわしが元スーパー一座の羽田野さん
を思わせる気持ち良さで、岩田先生の薫陶が生きているのだなと嬉しくな
りました。そういえばその羽田野さん率いるルナティックダックスの痛快
娯楽劇(?)「狂ダク西遊記演義」が6月13日に名古屋市北文化小劇場で上
演されるので、草枕に酔った方は小劇場に暴れに行って欲しいものです☆
http://luna-duc.net/

「北斎とお栄」のときの様に市民ギャラリー矢田で舞台製作の裏側を伝える
写真展をやってほしいと思います。その時あった原さんの姿の切り絵(?)
が衝撃的で、どの姿形をとってみても原さんらしいと感じました。やはり
独特の身体表現をお持ちの稀有な役者さんだと、改めて感心した次第です☆

鶴舞高架下★ハポン劇場「草枕」という芝居を観た感想は表題の通りである。
観るべきか観ないべきかで惑う人が居るならば「観るべきだ」と僕は勧める。
居合わせる方が良いと心底思った。感想の詳細は千秋楽に日記に綴ります☆

楽しい出し物ありがとうございます。心地よろしく打ち出されました☆

新型インフルエンザの報道で目にする「感染」という言葉に違和感を覚える。

感染とは「伝染病の病原体が身体に侵入する事により病気がうつること」、
伝染とは「病原体が他の生物体に入り、増殖して病気になること」だそう。
故に「感染」と言わず、分かり易く「伝染」と表現すればいいのではないか。
「感染」と聞くと、自分みずから病原体を取り込む、「能動的」な感じがする。
「伝染」なら、望まないのにウィルスが侵入する、「受動的悲劇」に感じられる。
しかしながら、厳正なる報道で使われる言葉なので、適切なのだろう。

だがしかし、(駄菓子菓子ではない)

「感染」とは、「劇団☆新感線」と「市川染五郎」が共演する「いのうえ歌舞伎」
の為の言葉であり、「感染者」とは、いわば「かぶき者」の事を意味する☆

僕は「医師」ではなく「芸術の士」ゆえ、ここに記す次第である。高麗屋!

コメント
昨夜、妻と劇団四季の「55 Steps」を新名古屋ミュージカル劇場で満喫。
四季旗揚げ「55」周年を記念し、ミュージカルの名場面を歌と踊りで構成。
御園座の今秋を賑わす吉例顔見世大歌舞伎「45」回記念と、足すと「100」だ。
伏見界隈の100万$の夜景を詠む…「打ち出して 伏見は香る 夜の月」
御園座の回り盆はドーナツ盤レコードの様にくるくる回り役者を魅せる☆



久しぶりです元気です。きのう実家近くを散歩すると座長に逢いました。
「気」の消し方が見事でした。僕は25日に観に行く予定にしています☆

ミュージカルもいいですが隣席で瞳を潤ませて観る妻の横顔も最高です。
同作は、物語は気にせずミュージカルの歌と踊りに満足できる作品です☆