2024/04/18 盆 | 今年還暦、スゴい須永の今日から美婆トレ

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人生120歳の時代、どこまで豊かに美しく生きていけるか、日々感じ、学んだことをお伝えすることでシェアし、ともに幸せな道を進みたいと思います。

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2024/04/18

💠盆💠

感謝しています❣️

今日もご訪問ありがとうございます❣️

まったく季節外れもいいとこな表題ですが、臆面もなく通信します。

昭和19年8月の日本、誰も口に出さなくても敗戦の気配が感じられていた。

コロナ禍などよりも質の異なる制限が上からだけでなく、あちらこちらからかけられる中、それでも人々は人間らしい暮らしをしようとしていた気がする。

盆には盆踊りの輪が見られ、そこには何がしかの屋台や小店があって、大人も子どもも楽しみであったろう。

ある小説の中に、この盆の墓参りのことが書かれていた。

その村ではすでに昨年から戦時下ということで盆の祭りも踊りも自粛されていた。

出征兵士の戦死が伝えられるので、灯籠流しだけは例年通り行われていて、その前に墓参りをするのが順番だった。

主人公の少年は、灯籠を作るのが得意だったらしく、できあがった灯籠を手に、両親よりも少し遅れて墓参りの道を歩いていた。

すると、物語の冒頭で出会い、なんとなく縁のできてしまった同じ年頃の女の子がいつのまにかとなりを歩いている。

これまでの経緯から男の子は、またかよ、と思いながらも、墓場までの道はせまく、かさばる灯籠をかかえ、あっち行けとも言えずにいっしょに歩いていた。

盆だから、日頃見慣れない顔がいても誰も不審には思わない。
せまい墓への道では、知ってる同士でも知らない同士でも、くっついて歩こうがぶつかろうが誰の興味も引かない。

そんなロケーションをあらかじめ想定していたのか、女の子は余計に男の子の方に体を寄せてくる。

暑さと恥ずかしさで汗をかきながら男の子は歩いていた。

この盆が終われば、男の子は予科練に行くことに決めていたし、女の子は女子挺身隊員として港の監視所で働くことになっていた。

男の子は自ら敵地に乗り込んで行くし、女の子は敵から見たら一番の標的とも言える場所での勤務だから、どちらも真っ先に敵の標的になる仕事を選んだことになる。

そんな互いのギリギリの背景もあってか、女の子は盆の性格を逆手に取って男の子に近づいたように思われた。

物語は女の子が男の子に迫るところで終わっている。

甘やかな余韻はなかった。

若いのに明日のない二人には未来に向けて何かを約束することもできなかったろう。

『命があったら』そのフレーズさえも言ってはいけないような、自分の命であっても自分のものではないような、そんな状況の中でも女の子は男の子に会おうとしたんだ、その思いだけが私の中に残った。

命より大事なものがあった、と思った。

それは、思い。

思いを大事にする生き方を女の子は選んでいたと思った。

男の子には、ちょっと煙たがられていたようだけど、自分の思いを大事にした女の子をいとしく思った。

ありがとうございました❣️

今日の美婆トレ❤️思い大事に

今日もワクワク絶好調❣️

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