2023/03/15 二人のノーベル文学賞受賞者 | 今年還暦、スゴい須永の今日から美婆トレ

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  2023/03/15

💠二人のノーベル文学賞受賞者💠

感謝しています❣️

今日もご訪問ありがとうございます❣️

大江健三郎さんの訃報を知った。

ファンではなかったが、少し気になる方だった。

記事では必ずのように、川端康成さんのことにも触れられていた。

お二人ともノーベル文学賞の受賞者だったから。

私はこの二人の作品をほとんど読んではいない。

記事やコメントランを読むと、おふたりの向かった方向は真逆のような印象があった。

そんなふたりを同じ日本からの受賞者として選んだところに、選考委員たちの見識の高さのようなものを感じた。

ふたりの真逆性は、受賞者挨拶にも表れていたらしい。

川端康成さんは『美しい日本』という題名で挨拶されたという。

大江健三郎さんは、日本の醜さ、特にも韓国をはじめとする東アジアの国々、人々への残虐な行為とその謝罪の無さについて話されたという。

それは予想されたと思うのに、それでも川端康成さんを日本人初のノーベル文学賞受賞者として選びながら、多くの点で対極にあると思われる大江健三郎さんのことも選んだわけだ。

私が中学生の時、現代国語で川端康成さんの随筆を学習しているその時、川端康成さんは自死された。

新学期最初の単元の教材が、その作品だった。

今で言えば、すでに後期高齢者に該当するであろう年齢だったと思うが、中学生の私の率直な感想は、こんなに年齢が高い方でも自殺されるんだ、ということだった。

なんとなく自殺というのは、生命力あふれるような、そんな人間の過ち、まちかい、そんなふうに思っていたから。

亡くなった方たちを貶めることはいけないが、大切な命を断つことはいけないこととしか思っていなかったから。

もっと言えば。

なんでわざわざ今死んじゃうの。
もう少しでお迎えが来るかもしれないのに。
そんな気持ちになっていた。

高い美意識をお持ちでノーベル文学賞受賞者としてのあいさつに『美しい日本』を述べられた川端康成さんは、自分の存在にも美しさを貫きたかったのかな。

老いることは醜さではないと思うのに。

一方の大江健三郎さんは享年88歳、老衰で亡くなったと書かれていた。

命の尊さ、生きることの尊さ、何よりも大事にされた方らしいご長命と思った。

そこには力強さとともに美しさもあったと思うのだが、川端康成さんには老いは醜さでしかなかったのかな。

おふたりのご冥福をお祈りします。

ありがとうございました❣️

今日の美婆トレ❤️生きること

今日もワクワク絶好調❣️

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