もはや作者にとってはクリスマスよりも大切な年末のイベント、フィギュアスケート全日本選手権。
今年はいつも全日本を休みがちな羽生選手も出るってことで宇野選手とのガチンコ対決が何と言っても目玉。
今年はコロナ渦もあって演技を見るのは初なのでそれぞれの新しいプログラムも楽しみ。
というわけで結果は羽生選手がぶっちぎりの優勝でした。
まずはショート、何と言っても羽生選手の新プログラム。
これまでにあんまりないゴリゴリのロックなんやけど、良い!!
ロックに合わせて踊り狂う楽しいプログラム!
うっひょ~~~!!
これまでの羽生選手のプログラムの中では観客に楽しんでもらう!っていう気持ちが前面に出て、すんごい見よってうきうきワクワクしたよ。
ええね~~~~!
ジャンプはもう、いいよどうでも!ってくらい、ただただ楽しいプログラム!
羽生選手もお客さんのために選んだ曲っていいよって、その心意気にはほんとーに感動した!
フリーはそれに対して…
うん、こっちも新プログラムでちょっと期待したけど、陰陽師の流れをくむような、いつもの羽生選手っぽいプログラムでした。
なんつーの、観た後にジャンプ跳んだことしか思い出せんやつ。
正直、ジャンプ跳ぶためのプログラムというか何を表現しゆうのか分からんかった。ジャンプの間はその辺をウロウロって感じで。
うん、フリーは全然好きじゃなかったっす。
いやね、全ジャンプを完璧に決めたのは凄かったけど。
2位は宇野選手。
ショートでもフリーでもチョイミスがあって、でも楽しそうやった。
ショートもフリーも持ち越しかな?
ランビエールがコーチに就いてから、左手のブラブラ感がちょっと減ったような。去年までは右手だけが美しく動いて左手がブラブラ、振り付けもワンパターンな感じで惜しかったけど、ランビーの手腕なのか、今年は良くなったな~。
このまま行けば楽しみやと思う。
でもショートもフリーも相変わらず高難度のジャンプを完璧に決めることが出来んなあ。
惜しい。
あと、天性の表現力を持つ宇野選手やけど、もうちょいプログラムに没頭して欲しいなあ。
3位は16歳の鍵山選手。
シニアに上がってすぐやけど、いやほんま、すんごかった!
ショートを見た時は、彼はいつかオリンピック金メダルを獲る!って思った。
そのくらい、ジャンプはもちろんスケーティングもスピンもリズム感も踊り心もすごく良い!
つまり、フィギュアスケートの技術的なところ以外もすんごく良い!見よって楽しくなる演技が出来る特別な選手やと思う。
何となく、コーチが親である選手ってある程度のレベルで留まるというか、どっかで伸び悩む印象があるけど、今回の鍵山選手を見たらそんな心配も吹き飛んだというか。
ただ、でも、いつか早い内に親の元は絶対に巣立った方が良いと思うけど。
ある年齢になったらフィギュアスケート選手って色気を出して行かないいかんと思うんやけど、親父と一緒に思春期超えて練習しよって、それが出せるようになるのか?!
フリーは少し失敗があって、やっぱり羽生選手とはそりゃメンタル面の強さは違うけど、でも今後が楽しみな選手が出てきた!
楽しみ~~~!
と、最後に今期からアイスダンスに転向した高橋大輔選手のこと。
今期、アイスダンス1年目やけど思ったよりもずっと完成度高くて、あの踊り心も健在で、ホッとした!
少しバランスを崩したりとドキドキハラハラする時はあったものの、今後、更に高橋選手のスケートを楽しめるって本当に幸せやと思った。
ありがとーーー!!!
それにしても、アイスダンスって大体女性にばっかり目がいくもんやけど、さすがにこのカップルは高橋選手の方に目が行くよね…。
作者だけでは無いはず…。