作る人

どの犬種にも、言えることだと思うのですが…

バセットハウンドと、ひとくくりで言っても、

作る人（ブリーダー）によって、大きく違った犬になります。

それぞれの国、地域、それぞれのブリーダーさんの信念などで、

本当に、大きく、違うのです！

これは、我が家で産まれた、ムーンパイくん。

骨格が正確なのは、もちろんなのですが、

長いボディ、長い耳、骨の太さなど、

私がブリーダーとして、大事にしているものが、

このムーンパイくんの中に、詰まっています

それと同じように、それぞれのブリーダーさんは、

自分の信念が、その犬たちに込められて、

現れているのです。

これは、イギリスで一番、大きく、歴史のある、

クラフト展というドッグショーで、ＢＯＢになったバセットです。

いいか、悪いかということはなく、

あくまでも、それぞれのブリーダーさん、また、この犬を評価した、

審査員の好み、趣向も、多く入っていると思います。

同じバセットでも、同じ、チャンピオンの犬でも、

それぞれのブリーダーさんによって、

これほど、大きく、表現が変わってくるのです

これは、今年のクラフトでBOBになったバセットたち。

これは、我が家のスクーターくん。

私の理想とするバセットは、

上のクラフトなどで評価される、

ヨーロッパに多い、大きく、太く、ボテっとしているタイプよりも、

こういう、スクーターくんのように、

バセットなのだけども、エレガントなバセット！を、思って、ブリーディングしています。

（言葉で表現するのは、難しいですが…）

ヨーロッパのバセットのブリーダーさんも、どのブリーダーさんも、

私も、もちろんそうですが、一番は、健康で、健全に動くことができる、

骨格を大切に考えていると思うのです。

でも、作る人によって、同じバセットで、

同じスタンダードをもとにしているけれども、

これほど、大きく変わってくるというのは、

本当に、面白いことだし、それぞれ地域や、審査員によって、

また、評価も違います。

何が、正解ってのは、ありません。

もう、これは、好みなのですよね。

また、がんばって自分の理想とする、信念をもって、

ブリーダーとしての表現を向上していこう！と思えるのです。

そして、その中で、いい評価をいただけることができたら、

もっと嬉しい

一概に、バセットと言っても、奥が深いし、

チャンピオンの系統だから。とか、

バセットであれば、なんでもイイと思っている人もいるかもしれないのですが、

同じバセットでも、作る人によって、

正確も、表現も、全然違ってくるのですよね。

これからも、私は、自分の思いを大事にして、

後世に残るバセットを作出していきたい！と思うのです。

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