チャンピオン犬っていったい何? | ハッピーカントリーバセットハウンド専門犬舎

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長野の自然でのんびり育った愛するバセットハウンドと共に暮らし、ブリーダーとして毎日思ったこと。
スタンダードに沿った、健全なバセットハウンドのブリーディングを心がける日々のブログです。

今日は、ちょこっと豆知識なお話です。


ワンちゃんをお探しのときや、雑誌、サイトなどで、
よく、チャンピオン犬、チャンピオン犬の子どもなどと言う言葉を耳にします。

きっと、すごい子なんだろうなぁ。
高級そう。など、想像はしてみるのだけど…
でも、いったい、チャンピオンっていうのは、何はてなマークはてなマーク
と疑問に思われる方も多いはず。

今日は、そのチャンピオン犬のことについて書きたいと思います。

まず、チャンピオン犬というのは、
ドッグショーに出て、ある一定の評価を、
複数回(JKCチャンピオンなら4回)
異なるジャッジからもらうことによって、
なることができます。



ドッグショーとは、それぞれの犬種のスタンダードに、
どれだけ沿っているか。そして、どれだけ健全か。ということを、競います。

JKCのバセットハウンドのスタンダードはこちら

審査では、歯並びを見たり、オスの場合は、睾丸がちゃんと落ちているか見たり、
歩様審査馬では、その子の足の運びを見て、骨格構成を見ます。
そのほか、その子自身のショーアピール力キラキラなど、いろいろな要素が
入って、チャンピオン犬というものが完成するのですアップ





チャンピオン犬というのは、
その犬種が、スタンダードに沿って、
よりその犬種らしく、
なおかつ、健全な犬だということの
ひとつの称号です合格


あれだけの体系のバセットを、あの足で支えるので、
骨格構成などがとても大切
になるのですが、
きちんと、チャンピオンタイトルや、スタンダードを理解しないで、
子犬を産ませたりすると、
バセットハウンドでも、だんだんと変わっていってしまったり
(妙に足の長いバセットだったり…など)
骨格が不健全で、うまく歩きにくい子になってしまったりしやすくなります。



もちろん、当然、チャンピオンの子だからと言って、
全部が、全部、いい子が必ず生まれる。と言うわけではありません。
しかし、極端に変だなぁ…という子が生まれる率も減るわけです。
そして、大きくなったときの健全性という面でも、
ひとつの大きな目安になります。


ドッグショーには、血統書のある犬は、
誰でも、出すことができます。
その中で、成績を収め、チャンピオン犬になれるというのは、
なかなか、簡単なことではありません。


自分の犬を出陳し、チャンピオンなどの成績を収め、
スタンダードを理解して
ブリーディングすることは、
とても大切なことなのです。

オスとメスがいるので、試しに交配してみようビックリマークというのでは、
なかなか、骨格構成がしっかりした、
いい子が生まれる訳ではないのです。

奥の深いブリーディング。

私も、まだまだ勉強することがたくさんあります!!


ちょっと、カタいお話が長くなってしまいましたあせる
この続きは、また、明日…

また、懲りずに読んでいただければうれしいですグッド!