去る11月18日に
朝日カルチャーセンター新宿の講座
「川口悠子を育てたサンクトペテルブルク」に行って来ました。
ライターの長谷川仁美さんが聞き手となっての90分は
あっという間でした!
川口悠子さんはフィギュアスケートのペア選手ロシア代表として、
一時代を築き上げたオリンピアンです。
シングルの選手としてもジュニアGPメキシコ大会で優勝。
その年の長野五輪で見たロシアの銀メダルペア・ペレズナヤ&シリハルリドゼの
ペレズナヤに憧れ、そのコーチであるタマラ・モスクヴィナに師事。
紆余曲折を経てペアとしては三人目のパートナーである
ロシア人のアレクサンドル・スミルノフ選手(愛称サーシャ)とペアを組み
バンクーバー五輪四位
ロシア選手権三連覇
欧州選手権二度の金メダル
世界選手権二年連続銅メダル
女子(ペア)では初の四回転スロージャンプをフリーで二回行ったりも。
アキレス腱断裂など数多のけがを乗り越えて三十台半ばまで現役を貫き、
現在もロシアでプロスケーターとしてアイスショーに出演しています。
今年書いた私の川スミ愛日記![]()

※上記のお写真はこちら からお借りしました。
クーリエジャポンさんありがとうございました!
さほど公言してきた訳ではないけれど、
バンクーバーの年から悠子ちゃんを応援してきました。
バレエ要素たっぷりでロマンチックかつシャープな演技は勿論ですが、
日本人としてロシアへ渡りその後ロシアに帰化。
その精神的な強さ美しさは
試合の演技映像やキスクラでの立居振舞いからも伝わってきて、
もともとの美しい容姿と相まって
こちらの魂が揺さぶられるような魅力がありました。
スポーツナビ フィギュアスケート編集部@sn_figure
【 #NHK杯 レジェンドオンアイス】#川口悠子 #フィギュアスケート #figureskate (写真:坂本清) https://t.co/9mY7mpeaQA
2018年11月11日 18:15
今月開催されたNHK杯フィギュアに於いては
ペア競技の解説とレジェンドオブアイスの演技でスロージャンプも
即席ペアの本田さんと披露してくれました。
悠子ちゃん自身も「白鳥の湖をすべる人は多いけど
白鳥をやった人はあまりいないので誇りにしている」と語ってました。
2010年バンクーバー五輪でのSP「白鳥」
今回のトークで初めて知ったのは、
彼女は五輪に出るためにロシア国籍を取得したのではないという事。
調べたらこの記事にも出てきてますが、
ロシアで練習しているうちに、
タマラコーチやサーシャと本気で何かを作り上げるための
五輪出場という目的だったとのこと。
今でこそ
どこの国を練習拠点にしても問題ないけれど、
かつてはそこの国の代表として出場するには拠点を整え
様々な手続きも必要で、
そのためにはロシア人になるという選択が不可欠であったという話に
改めて感動と納得をしました。
タマラコーチの元へ行くことになる過程も
ざっくりは知っていたけれど、
日本の都築コーチのところで練習していたときの話や、
「ペアでのミスは女性のせいになる」という男性上位的な話や
(ルールがではなく男性ペア本人の認識がとのこと
)
男性の体臭が凄くて(シャワーもあまり浴びない)
香水をふりかけるのでさらに凄くなる話や・・・
もともとはバレリーナになりたくて
背の高い男性に空中に投げられたかった話や、
槇村さとる先生のスケート漫画「愛のアランフェス」や
山岸涼子先生のバレエ漫画「アラベスク」に感化されていたとか、
サーシャと恋愛関係に陥らなかったのは
彼に恋人がいたり、
自分はもっと背の高い男性と組みたかったり、
恋愛対象として考えられずにそうはならなかったとか、
意外だったり・・・
やっぱりね!だったり(笑)
聡明で頭がよくって・・・
ユーモアがあるけど「漢」な悠子ちゃんは、
私が思ったとおりの
いや、それ以上の
本当に素敵な女性でした![]()
長谷川仁美さんの質問がまた
会場ざわつくような「直球」で!笑
それに臆せずズバズバと
気持ちのいい返球が帰ってくる。
長谷川さん、狙ってたな。笑
同性として
うんと年上の私ですが、
もうむちゃくちゃ憧れています![]()
悠子ちゃんのお話は
まだまだ沢山ありました。
ツイッターに書いている方もいたので、
是非ググッてみて下さいませ。
この日は悠子ちゃんのコーチであるタマラ女史の本
タマラ・モスクヴィナ~フィギュア・ペア大国ロシアの偉大なコーチ
が現地で販売されて、
購入者にはサインを頂けるというので
いそいそと終演後に列へ並びました![]()
サインを頂きお写真と撮って頂く際に
「悠子ちゃんと漢字は違うけど
同じゆうこで誕生日も同じ11月20日なんです
」
と告白したら・・・
なんと悠子ちゃんは・・・![]()
立ち上がって・・・
くるくるとその場で自転し始めたのです![]()
「いったい何が!?!?
」
・・・恐る恐る尋ねると、
ロシアでは同じ名前の人に出会うと行う儀式!?
らしいのですが・・・
日本で目の前の人と同じ事を言ってしまったら
「ハッピーアイスクリーム!」と言うのと同じ???![]()
講座の中でも、
練習拠点であるモスクヴィナ名称フギュアスケートクラブの写真を
スクリーンに映し出した際に突然立ち上がって・・・
その写真に出ている壁一面のデススパイラルのイラストを指して
「この角度ではプラスはも貰らえません」
と説明が始まったり![]()
![]()
素晴らしく解りやすい解説で
一同は聞き入りましたが、
唐突といえば唐突でした。笑
そして私は
他の皆様はサインだけだったのに、
私だけ「ゆうこさんへ」と
もったいなくも、
名前入りのサインを頂いてしまったのでした![]()
![]()
最高の誕生日プレゼントを頂きました![]()
(他の皆様ごめんなさい。誕生日に免じてお許し下さい!)
長谷川さんが見せてくれたマンフレット映像探して見つからなくて、
私が一番好きなユーロチャンプに返り咲いた時のマンフレットを。
キスクラでの悠子ちゃんがまたいいので、最後までご覧下さい!!
この時の悠子ちゃんが好きすぎて、
美容師さんにこの動画を見せて「この髪型にして下さい!!」
と言ったことも。笑
悠子ちゃんのサンクトペテルグでの暮らしの話や
タマラコーチとの話もとても面白かったです。
悠子ちゃんは何度となくタマラコーチへの感謝と、
自分の目標とする女性であることを熱く語りました。
悠子ちゃんのブログの管理人様が作った本を
是非多くの方にも読んで頂きたいですね![]()
~フィギュア・ペア大国ロシアの偉大なコーチ~
悠子ちゃん
お誕生日おめでとうございます![]()
![]()
本当にありがとうございます!!
まだまだ書きたいことはあるけれど、
私たちのお誕生日に寄せて![]()
ブログ内のペアスケートについての日記。
バンクーバー五輪はペアの神大会でした。
https://blog.ameba.jp/ucs/entry/srventryupdateinput.do?id=12353295502
お金を払わないと全部読めませんが、
クーリエジャポンさんの悠子ちゃん記事
https://courrier.jp/news/archives/108164/

上記のお写真と記事はこちらから。
https://courrier.jp/news/archives/49191/
同じくクーリエジャポンさんの記事で
途中から有料です。
※・・・ちなみに11月20日生まれは、
映画人としては市川崑監督
映画俳優の中村錦之助さん(後の萬屋錦之介)
生年月日全く一緒にはYOSHIKIさんがおられます。



