黄金期の日本のヒーローたちはアジア映画にどう影響したか | 活動弁士は七変化

活動弁士は七変化

映画はかつて無声で、生の語りで説明者がいたのです!

18日(土)日本映画大学@新百合ヶ丘キャンパスへ行って来ました❗
細野辰興さんと佐藤利明さんの対談で紡ぐ
「黄金期の日本のヒーローたちはアジア映画にどう影響したか」
 
 
日本映画大学の新百合ヶ丘キャンパス、
一度中まで入ってみたかったのでそこも満喫💓
 
内容は思った方向とは少し違ったけど・・・
マニアックで濃いぃぃぃ…笑
 
 
昭和30年代後半~40年代後半の映画が、
香港などアジアであんなにリメイクされていたとは。
リメイクというか、
全く同じキャストで主人公だけ変えたとか、
日本公開と自国公開ではラストが違う内容だったり…
(自国のヒーローは決して死なず)
 
今年井上梅次監督の観たかった映画「私を深く埋めて」
偶然に神保町シアターで観ることが出来て、
さらに図らずもこの講演で監督のアジア映画界における功績を
たっぷりと知ることが出来ました。
 
 
秘蔵映像満載で、
腹を抱えて笑ってしまいました!
真似るは学ぶ。
勝新太郎のそっくりさんでデビューした酒巻輝男さんの存在は何となく知っていたけれど、
台湾映画で何本も主演していたとは!
座頭市もどきの
「盲の坊主 対 空飛ぶギロチン男」の対決は凄まじいものが…
 
 
キューバでブレイクしていた座頭市!!
 
 
 
 
三船敏郎や石原裕次郎らがアジア映画に与えた影響の大きさや、
仮面ライダーショーの司会をやっていた頃に聞いた、
タイのライダーやウルトラ兄弟と共演したキャラクター
「ハヌマーン」の映像もたっぷりと観ることが出来て…満足❗❗
 
書きたいことが
とっちらかっておりますが、
(てか、本当は足りない~)
それだけ濃いぃぃぃ四時間に渡る講演でしたヽ(*´∀`)ノ 
 

残念だったのは
せっかく映画大学での講義なのに、
生徒さんはあまりいなかったこと。
掲示板にチラシは貼り出されていたのになぁ。
勿体無いと思うけど、
興味の範囲が違うのだろうか・・・

さんざん楽しんだ次の日に思ったことは
ブルース・リーの佇まいの美しさと
芝居の上手さ。

今更感ですが、
子どもの頃にテレビで観た映画に
さほどの興味は持ちませんでした。



しっかりと今、
スクリーンで彼の勇姿を観たいなと
美しい立ち姿と横顔を思いおこしています。