「椿姫」1921年 | 活動弁士は七変化

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映画はかつて無声で、生の語りで説明者がいたのです!

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 一昨日、西葛西図書館公演、無事終了しました
昨年の「オペラの怪人」に引き続き、
今年は「椿姫」でした。

何だか図書館チックで素敵でしょ


今回ホン書きの最中に何度も熱を出したり、
夜中にDVDが動かなくなってしまったり、
アクシデントが殊の他多かった・・・

それでも、様々な椿姫関連の書籍が面白くて
大きな財産となった公演でした。

当日は今年も満員御令でしたが、
近所の区民の皆様だけではなく埼玉、千葉、神奈川からも、
お得意様や仕事仲間が駆けつけてくれた事が、
どれだけ励ましになったことか  

公演にご来場頂くことが、
舞台人にとって最大の喜びなのであります

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西葛西図書館には、
なんとグランドピアノがあるのです

このピアノで、
新垣隆さんが素敵な演奏を映画に付けて下さいました
新垣さんとは今回で二回目の共演ですが、
本当にやりやすいピアニストさんなのです

単純に曲が素敵なだけではなく、
本当になんの躊躇もなく、
安心して活弁出来るのです・・・

いつもはカラードモノトーンのメンバーだったり、
ソロでも師匠の活弁とコラボしていらっしゃる新垣さんですが、
斎藤ぞっこんです

クライマックスでは、
涙に咽び、鼻をすする音も聞こえ・・・
ラストは水を打ったように静かになり、
会場灯が点くと、皆様の涙を拭う姿が・・・

何だか椿姫の告別式のような感じでした


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絵文字満載の日記で、
この感動を表現してみました

図書館の皆様、
マツダ映画社の皆様、
ご来場のお客様の皆様、
そして新垣さん、

本当にありがとうございました