そのうちのひとつが、
菊地雅洋(きくちまさひろ)さんこと“masa”さんの、
「人を語らずして介護を語るな」
という著作の出版記念シンポジウムの司会仕事でありました。

いつも高専賃セミナーの司会でお世話になっている、
ヒューマン・ヘルスケア・システムさん関係のお仕事でしたが、
めでたく4日に、田町の「女性就業支援センター」で開催されました。


第一部はいつものような講義で、
第二部が介護関係者数名によるシンポジウムでした。
噂には伺っていたけれど、
菊地さんのお話は本当に胸を打たれました・・・
北海道・登別にある特別養護老人ホーム・緑風園の施設長であり、
社会福祉法人登別千寿会の理事でもある菊地さんであるが、
ひとことで彼の人となりを表現すると、
「熱い男」
肩書きとかなんてモノともしない、
慈悲と哲理で悪を斬る、庶民の味方・・・
鞍馬天狗のような!?
どんなに苦しい人生を歩んできた人でも、
最後のいっときで幸せを感じられれば、
その人生は幸福であったのだと・・・
マザーテレサの言葉を借りながら、
戦争で子供を背負ったまま大やけどを負い、
自分ひとり助かった女性を看取った時の話を
語って下さいました。
その女性は、
「私だけ何で生き残ってしまったのか・・・」
という後悔や苦しみを一生背負って生きておられたが、
最後の最後は、
本当にありがとうと繰り返して逝かれたと・・・
この話を菊地氏が語ると、
「熱い」んだ!!!
それがまた、
胸に刺さるんだ・・・
その「熱さ」に、
ファンはぐっときてしまうんじゃないかぁ・・・
「傍らに居ることを、許される者になって下さい」
この言葉を菊地氏は、著書の中でも仰っていました。
本のタイトルも、「人を語らずして介護を語るな」
今回の会のタイトルは「現場を語らずして介護を語るな」
第一部講義のテーマは「感動できなきゃ、介護じゃない!」
・・・並べるだけでも、
熱い・・・(;^_^A

写真はちょっとコワオモテに写ってしまいましたが・・・(^▽^;)
ちなみに、
第二部のシンポジストの方々もとても個性的で、
お話は興味深く、
面白かったです。
写真は撮り損ねてしまいましたが、
お名前とざっとプロフだけご紹介致します。
☆グスタフ・ストランデル氏
舞浜倶楽部総支配人。
高齢者福祉をテーマに、スェーデンと日本で調査・研究。
現在では両国の福祉の架け橋に多角的に活躍。
☆甘利 てる代氏
「女性・高齢者」をテーマに取材活動を展開するフリー・ルポライター。
著書「高齢者ケアの達人たち」「私も入りたい老人ホーム」
などがある。
・・・甘利さんの取材された東日本大震災での、
宮城県・岩沼市「赤井江マリンホーム」の奇跡の脱出劇のお話、
興味深く伺いました。
主催者である、NPO法人国際高齢者サービス研究センターから
理事のおふたり。
☆大江 亮一氏
医療と介護の経営ジャーナル「シニア・コミュニティ」編集顧問。
☆松井 直樹氏
(株)ヒューマン・ヘルスケア・システム代表取締役。
masaの介護福祉情報裏版
介護福祉情報掲示版(表版)
ヒューマンのスタッフの皆々様、
関係者の皆々様、
大変にお疲れ様でありました!
いつも本当にありがとうございます!!