よーく見ると、どんぶりに「越前」の文字が!(笑)
![$活動弁士は七変化-100729_0950~01.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20110125/21/bensi/a3/ce/j/t02200391_0480085411005595490.jpg?caw=800)
今年度前期のNHK朝の連続テレビ小説。
漫画家・水木しげる氏の奥方・武良布枝さんの原作は、
ノンフィクションの自伝作品。
(映画もとても評判の良い「ゲゲゲの女房」ですが、
残念ながらまだ未見。)
もともと朝ドラフリークの私ですが、
このドラマはまた一味違う気持ちで毎回鑑賞・・・
貧困が続きすぎて、観ているこちらが苦しくなる時もありましたが、
「銭金」に出演して優勝経験を持つ私です。
共感の嵐の連続でした。
ヒロインの夫・水木しげるほどの大物でも、
ブレイクしたのは43歳の時。
それまでのどん底の生活ぶり・・・
よく自分を諦めないで続けてこられたものだと、
毎回涙なしでは済まないことの連続。
配達バイトの時は朝八時出勤であったから、
BSなし。
ビデオはタイマーがぶっ壊れている私にとっては、
昼休みのワンセグ鑑賞が憩いのひととき。
様々な日常の悩みや苦悩を、ゲゲゲ・・・を観ては泣き、
涙と共に爽やかに浄化して救われました。
貧乏することが恥ずかしいことなんじゃない。
貧乏に負けて卑屈になることが恥ずかしいことなんだと、
何度も確信しました。
今日食べられることへの感謝、ささやかな出来事への慈しみが、
そういうときにこそ実感出来ます。
しげさんの才能を信じて支え続ける布美枝。
そんなふたりに協力を惜しまない周囲の人々・・・
私にもそんな
‘戌井さん’
‘深沢さん’
‘美智子さん’
‘一六銀行さん’
みたいな方々がいます。
本当に苦しい時に、
支え続けてくれる方々のことを、決して忘れてはいけない。
その方々のためにも、
両親のためにも、
何よりも自分自身のためにも、
しげさんほどに立派じゃなくていい。
もっとささやかでもいいから・・・
「未来を拓きたい。」
・・・そう切に思う今日この頃であります。