昨日に続き今朝も・・・ | 弁理士kの 「ざっくりブログ」

弁理士kの 「ざっくりブログ」

弁理士試験(本試)をざっくりと解説します。
その他の所感をつれづれと

事務所の近くで道路工事が行われている。

朝の出勤時に、3トンくらいのトラックから中型のパワーショベルが降りるのを目撃した。

上の文章は受動態と能動態とを間違えているわけではない。
パワーショベルが自ら(無論人間が運転して)トラックの荷台から降りるのである。
降ろされるわけではない。荷台と地面との間にスロープがあるわけでもない。
ヨッコラショッと荷台から降りるのである。大きな音も立てずに!!まさに芸術である。

しばし足を止めて見入ってしまいました。

まず、トラックの後尾ぎりぎりまでパワーショベルがにじり寄ります。
そして、おもむろに折り畳んでいたショベルの首を伸ばし、先端をゆっくり地面まで降ろします。
その姿は下草を無心で食べているキリンの様です。

ちなみに、キリンは高い頭の先まで血液を送る必要があるため、血圧が非常に高いです。
従って、下草を食べようとして下を向いたら脳溢血で死んでしまいます・・・・・・・・
うそです。そんなんやったら  水  飲めませんがな。

次に、地面に到達したショベルを支えとして、パワーショベルの本体がトラックの後尾から
突出していきます。
パワーショベルのキャタピラ(登録商標)の残りがトラックに僅かに乗っている状態で
やおらショベルに接続されるアームの関節をゆっくりと回転させてキャタピラの先端を
地面に着けていきます。

これで、荷台の後端と地面とがキャタピラにより斜めに橋渡しされた状態になります。

そしておもむろにショベルが荷台に向かって回転していきます。
今度は、荷台に到達したショベルが本体を支えます。

さすが無限軌道です斜めの状態のまま、地面と接触している先端部だけで本体が進みます
この状態で本体がトラックの後尾から完全に脱します。

最後に、アームの関節を駆使して本体が水平となるように本体の後尾を降ろしていきます。
本体が完全に地面に接触したら、ショベルを荷台から収容し完了です。

よどみなく実行されるこの一連の流れ、まさに芸術です。

しかし、高さ〇〇メートルの荷台から自力で上り下りできること
みたいな仕様がパワーショベルにはあるのでしょうか?

また、この降り方を実現できるパワーショベルの数値限定や操作方法は、
特許になっていたかもしれません。