エール!
あらすじ
フランスの片田舎の農家であるベリエ家は、高校生の長女ポーラ以外、全員が聴覚障害者。ある日音楽教師トマソンに歌の才能を認められ、パリの音楽学校で行われるオーディションを勧められる。ポーラは喜ぶものの、歌声を聴けない家族から反対され進学を諦めようとするがー。
小洒落て写真映えの良いフランスの片田舎
しかもセリフと歌が耳障りの心地よいフランス語なので、もうそれだけでじんわりと幸せホルモンが作られ始めました
ポーラの部屋の壁紙も家具も(トイレも)色使いがステキ
若い女の子の部屋ってこんななのかな
私が高校生になって最初の夏休みになる日、母に言われた事は「いつか駆け落ちしたくなっても、北海道の牧場で牛の世話して暮らそうなどとしてはならない」でした
品行方正な私に何故そんな釘を刺したのかは分かりませんが、私はわかったと答えました
その出来事をこの映画で思い出しましたよ
牛をたくさん飼っててチーズ作って売ってるんだもの、うん、ちょっと憧れるよね
愛する家族と離れ旅立とうとするポーラ、頑張って!
あらすじ
家族の中でたった⼀⼈“聴者”である少⼥・ルビーは「歌うこと」を夢みた。そして、彼⼥が振り絞った⼀歩踏み出す勇気が、愉快で厄介な家族も、抱えた問題もすべてを⼒に変えていくー。
感想やレビューを見ると号泣した!の大安売りですが、エール!をドラマチック仕立てにリメイクしたのだから当然です
誰が観ても感動できるようになってます(褒めてます)
ドラマチック仕立てとはいえ、リアルなデフ(ろう)の生活が描かれていると思います
福祉ボラの関係で私と同年齢のデフ友達が出来て家に遊びに行った事があるのだけど、家族全員デフなのでドアの開閉からおしっこの音まで容赦なく発するのですよ、慣れるけどね
エール!でもコーダでも生活雑音がひどいので健聴者の主人公はヘッドフォンやイヤホンで防衛したり、逆に怒られないから大音量で音楽を楽しんだりと仲良く暮らしています
家族のためではなく自分のために一歩を踏み出す勇気をルビーに!
愛は静けさの中に
あらすじ解説
ランダ・ヘインズ監督が、小さな港町の聾唖学校に赴任した熱血教師と、そこで働く聾唖の女性との出会いと恋を描いたヒューマン・ドラマ。原作はマーク・メドフの『小さき神の子ら』。実際の聾唖者マーリー・マトリンがヒロインを演じアカデミー主演女優賞受賞した。
なんと、この美しい主演女優こそ何を隠そうコーダあいのうたで主人公ルビーのお母さんを演じたマーリー•マトリンさんなのです
今も美しくてスタイルもいいのです
努力してるんだろうなあ