私はよさこい祭り参加者ではありませんが、過去に裏方で参加してきました。

 

 今では手伝っていたグループは解散していますが、それなりに賞を貰ったりして地方ではそこそこ有名なグループでした。

 解散のきっかけはここでは伏せますが、グループの理念と祭りの大会の方針が合わなかった為とだけ言っておきます。

 

 私はよさこい祭りは一般の人でも気軽に参加できる祭りで、その場のノリで踊りに参加できる楽しいものだと思っていました。

 振付とかよくわからん僕でも小規模イベント等でグループが呼ばれた時も一般の人も交じって踊っていたのを見て私がそう思い込んでいただけかもしれませんが、これがよさこいのいいところだなと思ってました。

 

 ですがある大会から参加要請が来て参加して以来グループは衰退していきました。

 TVやマスコミ等で取り上げてからダンス教室等が本気で参加してきたのはいいのですが、私がいたグループの様な「金をかけずに楽しむ」グループが賞を取ったりするのが気に食わなかったらしく、主催者側からの陰湿な嫌がらせを受けるようになりメンバーが一人また一人と去っていきました。

 あの時は本当にいい笑いものでしたよ。

 招待されて嫌がらせされた上に公衆の面前で笑いものにされたんです。

 メンバーの多くは泣きながら帰路に着きました。

 

 以後、メンバーの都合もありグループは解散。

 たまによさこい祭りを見かけますが、それは私の知るよさこいでは無くなりました。

 

 言っておきますが今のよさこいを否定している訳ではありません。

 参加したければ金払ってちゃんとした衣装を買い、ダンス教室に行って振付を覚えてよさこいに参加した方が見る側も気分がいいし金が回るという意味で主催者側も大会を開く意味が出るわけですからね。

 そもそもよさこいは高知の商工会議所が作ったものですので今の形が本来あるべき姿なのでしょう。

 ですが私は通りすがりの人でも気軽に参加できる祭りの方が楽しかったです。

 

 と、たまたまよさこい祭りを見かけたので書いてみました。