話し方の屋台骨はジアル(zeal)だ! | ◆弁塾◆話し方で人生を変える!≪毎日更新塾長日記≫◆

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一級弁士養成塾塾長が
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(話し方/スピーチ/プレゼンテーション/恋愛/人間関係/社会問題/日本・アメリカ/塾長プライベート)

 

“話し方が不得意です。
 上司にもよく言われるんです”。

こういう人に上司の悪口を言わせてみる。

すると驚くほど饒舌に話をしてくれます。

上司の気に入らないところを分かりやすく、面白おかしく話してくれるのです。

“アナタ、話が上手いじゃないですか”。
”悪口は得意なんですよ(笑)”。

話し方を支える屋台骨のひとつ。

それが熱意(zeal)です。
“これだけは言いたい!”
こういう強い気持があるだけで話し方のレベルはグーンとアップします。

悪口、非難、中傷の核を形成するのも熱意。
はらわたが煮えくり返るようなことがあった。
でもけっして口にすることはできない。

そんな感情を言葉にすることが許された瞬間に、人は皆“ブレーク”します。

“上司のいいところを教えてください”。
“とくにありません(笑)”。
急に無口になってしまいました。
上司の長所に対しては意識が向いていない、熱意がないわけですね。
饒舌になれない理由はここにあります。
上司のよいところに関しては初めから興味もなければ、言いたくもないのです。

弁力を生かすも殺すも、それは話し手次第。

熱意の矛先をどこに向けるかで、話し方は得意にも不得意にもなり得るのです。