クリントン氏陣営幹部「今夜は演説せず」 | ◆弁塾◆話し方で人生を変える!≪毎日更新塾長日記≫◆

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アメリカ大統領選挙は、大方の予想に反して、トランプ氏が優勢となっている。

ニューヨークの民主党候補、ヒラリー・クリントン氏の集会会場。

 

クリントン氏の選対幹部の中心人物といえるジョン・ポデスタ氏が演説し、重要な発言を行った。
ポデスタ氏は、「きょう、クリントン氏がここへ出てきて、これ以上何も話すことはない」と語った。
そして、9日以降になるということを話していて、すでに、接戦州がまだ残されている状態で、8日中に勝敗が決することはないという見通しのもとで、クリントン氏自身が判断したものとみられる。
会場では、開票が始まってから、ニューヨーク州やバージニア州などで、クリントン氏の勝利が伝わるたびに、大きな歓声が上がっていたが、そのあと、大票田の激戦州であるフロリダ州や、オハイオ州などでトランプ氏の勝利が伝えられると、次第に支持者の間から、ため息が漏れて、沈痛なムードが漂っていた。

 

中には、「オハイオ州を制すれば大統領選を制す」という言葉を知っている女性の支持者が、「今回だけは、オハイオ州で負けた大統領が誕生するんだ」と強気の発言をしていたが、全体のムードは、かなり劣勢になっているということは認めざるを得ないという表情を浮かべている人が、多くいた。
 

現在も、ミシガン州やウィスコンシン州など、民主党が、もともと強い地盤であった州で接戦が続いているため、そこをなんとか死守して、わずかな可能性ながらも望みをつなぎたいという思いが、支持者から伝わってくる。
 

クリントン氏は、今回、一連の選挙戦の中で、なんとか民主党の地盤である、いわゆる「ブルーステート」、青い州だけを守っていれば、最後は勝利できるという作戦を、「青い壁作戦」といって進行していたが、逆にトランプ氏の方は、「ゲームチェンジャー作戦」といわれる、いわゆる青い州を赤い州、共和党の州にひっくり返すということで、あえて、そこに手を突っ込んでいくという戦略を描いて、結果的に、それが今までのところ、効果を挙げているというふうにみることができると考えられる。
 

そして、ポデスタ氏は、「側近中の側近」といわれる人物で、この人物が言う方針は、陣営幹部そのものの方針といえるため、8日のところは、ウィスコンシン州やミシガン州など重要な州で、かなりの接戦になっているため、8日中に決着することは、まずないだろうという見通しを述べたものとみられる。
 

つまり、日付をまたいで、9日以降にならないと、最終的な判断はできないということを、はっきり認めたという形になると考えられる。(FNN

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敗戦の弁はスピードが命。ヒラリーさんにはトランプ氏の健闘を称え、米国民に勇気を与えてもらいたいですね。