小さい頃から食べ馴れた桜餅はピンク色で、塩気のある桜の葉に包まれたこしあん入りもちもちクレープ状のこんなヤツ

 

 
これを関西人の亭主に出したらキッパリと
「これは桜餅ではありません」と言われた。
 
金沢で「道明寺」と呼ばれてる和菓子(表面がブツブツの餅状の中に餡が入ってる)をピンクにして塩味の桜の葉っぱを巻いたものを桜餅と呼んでるらしい。亭主の関西の親族もそう言ってた。
桜餅は金沢が分水嶺なんだろう。
今は物流が発達したおかげでどこのスーパーでも両方の桜餅を手に入れられるようになったけど、まだ老舗の金沢の和菓子屋さんでは「桜餅」と「桜餅(道明寺)」の区分がある。お隣の福井県の子に聞いたら道明寺派だった。うちの子供たちも亭主に寝返り道明寺軍になってしまった。
 
たとえ最後の一人になろうともこっちの桜餅を守り続けたい。
 
 
こしあんが牛乳と合うんだよねー🎵
 
いまこの時点で金沢の和菓子と茶道愛好家を全員敵に回したかもしれないけど。