いつもオカリナ磨きは箸置きを使うことが多いが、ビー玉を使うと良いのではないかと時々考える。ビー玉単体の問題点は点でしかオカリナに接しないので磨くのに時間が掛かるという事と掴みにくい、不安定ということだ。

 

 ビー玉を3個三角形に接着し、その上に一個摘まむ玉を付けたら使い易いのではないかと、ふと、思った。3点で出来る面は一つ。常に曲面のオカリナの上で安定させて磨けると思った。しかし、滑らかなガラスのような表面の接着は難しい。くっ着いたと思ってもすぐに離れてしまう。エポキシ接着剤なら大丈夫?と思い、接着して使ってみた。しかし、使っていると、手を滑らせて床に落とした。衝撃で、即、バラバラに分解。ガラス自体が熔けて接着できれば良いのにと思った。

 

 耐火石膏で型を取って中にガラスフリットを入れてその石膏を素焼きの時、作品と一緒にその間に入れたらばどうだろうかと思った。しかし、その耐火石膏で作る手順を考え始めた時、面倒だと思った。もっと簡単に4個くっ付けたビー玉を粘土で覆って素焼きの中に入れるという手はどうだろうか・・・?

 

 

 実際にそれを試みると、粘土は水分が抜けて収縮した。ガラスは収縮しないので覆った粘土はひび割れた。これだと溶けだしたガラスがひび割れの隙間から流れ出すと思った。そうなるとすると、その用心に、この下へお皿を作って置いてみたらどうだろう・・・・。熔けたガラスは、楽焼の釉薬と同じになるから粘土に浸み込むんでしまうのだろうな・・・・。780度を超えないようにすれば半熔けで大丈夫だろうか・・・。

 

今度の素焼きの焼成のとき、試してみよう・・・・。