知らないうちに温度が表示されなくなったデジタル温度計。電池を入れ替えようと電池ボックスを開けるとボタン電池が2個セットされていた。直列だと3V、並列なら1,5Vだろうから、ふと、乾電池1or2個で代替できるのでは?と思った。テスターで調べると電池は並列に入れてあった。使用電圧は1,5Vという事だ。

 

 ボタン電池を買いに行くのは面倒・・・・。それで片方のボタン電池の電池ホルダーへ、リード線、+線とー線を半田付けした。そのリード線へ単三電池を繋いでみると気温が表示された。これなら温度計を転がらないように何かに取り付け、それに電池ホルダーを取り付ければ再度温度計が復活し使えると思った。作業台に、厚さ2cmの輪切にしたの椿の木がコースターとして置いてあったので利用することにした。輪切りの一か所に乾燥した為、割れ目があった。其処を利用して温度計のケースを嵌めこめるようにした。そしてそれが転がらないように円周の一部を切り取った。最初から意図した造形ではなかったが、この状態悪くないと思った。

 

 

 そして、単三電池2本用の電池ホルダーを半分に切って1本用にした。それを椿の輪切りにした側面に木ネジで固定した。

 

 

 これなら1年間、電気の消耗が少ないだろうから温度表示がされると思った。温度センサーの不要に長い線が邪魔にならないようにその線を通す穴を幾つか開けて輪切りを左右に往復させた。