「粘土が冷たい」、と、思わなくなってきたのと、指先の赤切れが回復してきたので、中断していた作陶を来週から再開しようと思う。

 

 私目の場合、作陶作業は、作り始める時、「慣らし」で小さな筒を作る。結果として必然的に湯呑とコーヒーカップが大量に出来てしまう。粘土を触るのを敬遠している今の時期に、その収納箱を作ろうと2月、3月は励んだ。しかし、それもそろそろ終盤だ。大工さんから貰った柱、板の端材を燃料にせずに箱にしようと取ってあった中から見つくろって取り出した。柱の端材は割いて板にした。

 

それらを深さに関係なく外形が横35cm、縦45cmの収納箱に成るように、側面、底面の板を選んで切りそろえた。

 

 出来た厚めの板を、先ず、4,5cm長さの釘でに打ち付けて35x45cmの枠を作った。その枠へ1,5cmの釘で底板を打ちつけた。材料は在り合わせなので松、杉材と統一がない。きっともう少し空気が乾燥してくると、それぞれの板の収縮がマチマチでそれぞれの板と板の間に隙間で多分出来るだろう・・・・、などと考えなが順次組み立てた。 次に枠からはみ出た底板を側面の板に合わせて出っ張った所を切り取った。結果、縦45x横35x深さ9cmの収納箱に組み立て終わった。その後、湯呑を入れたその箱が持ちやすいように持ち手の紐が通せるように35cmの側板に直径1cmの穴を2個ずつ開けた。